順正のように「暮らすように」フィレンツェを楽しみたい!
何百年も建つ古いアパルタメントの内部は、ステキな空間 |
A.私がススメするのは、街の中心部よりもちょっと外側に出たサンタンブロージョ地区です。観光客よりも地元の人が増え、フィレンツェのもうひとつの顔が見られます。レップブリカ広場から街の東側に伸びるコルソ通り(Via del Corso)を進むのがベストコース。このあたりは小さな ジュエリーショップや靴屋さん、お洒落なブティック、美味しいお菓子屋さんなどがあり、ぶらぶら歩くのが楽しいエリアです。
そのままボルゴ・デリ・アルヴィツィ通り(Borgo degli Albizi)に入れば、パン屋さん やお惣菜屋さんなどが並び、生活感が溢れています。フィレンツェの日常を感じることができるでしょう。
サンタンブロージョ地区は、日曜日を除く毎日早朝~13時まで開かれる朝市も有名です。旬の野菜を並べる八百屋さんや花屋さん、ウサギやヤギをぶらさげた肉屋さ
ん、さまざまな種類のチーズを陳列するチーズ屋さんなど、フィレンツェ人の胃袋を覗くことが出来る面白い場所ですよ。
眺めのいいアパルタメントのテラス |
A.そんなときは、アパルタメントでの滞在がぜひオススメです。フィレンツェにはホテルが沢山ありますが、実は、ツーリスト用のアパルタメントもたくさんあるんですよ。長期滞在向けがメインですが、中には3泊から泊まることができるアパートもあります。どのアパルタメントにも、キッチンやリビングが付いているので、市場で買ったパンやチーズ
、そしてワインで食事をしたり、リビングでくつろいだり。映画の中の二人になりきった「フィレンツェ暮らし」も体験できますよ。
Q.短期滞在型アパート滞在は、ホテルとは違った街の魅力を感じることができる旅行のコツでもありますよね。
A.そうですよね。鍵で扉を開ける瞬間から、「暮らしている」気分満喫ですよ。
Q.日本の鍵とは違いますからね~(笑)。そういったアパルタメントは、街の中心地でも見つかりますか?
A.ドゥオモを窓から眺められるような物件もあります。
Q.窓からドォオモが見える!それは最高ですね。
今回、インタビューに答えてくださった奥村さんは、日本人向けに貸し出しているアパルタメントを運営するフィレンツェ情報サイト「ラ・カーサ・ミーア」でも紹介しています。順正とあおいのように、暮らすようにフィレンツェを旅してみたい人は、要チェックです!
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