数分の距離も歩かないビヨンセ


ビヨンセにはハイヒール・マラソン出場を勧めたい
「ディーバってのはね、女性版ハスラーなのよ」
このなんとも深遠なる独自解釈を披露しているのが、アメリカが誇るナンバーワン歌姫ビヨンセ・ノウルズ。圧倒的な美と歌唱力を兼ね備えていても、気さくな人柄は失わない女性……と願いたいものだが、やっぱり女王は態度がデカかった!

黒人初の大統領誕生に沸くワシントンDC。オバマ大統領就任の前祝パーティーにはU2、スティーヴィー・ワンダー、トム・ハンクスら豪華なスターが集結。そこにはもちろん、我らがディーバ、ビヨンセ様も。そして、女王っぷりを見せつけてくれたのである。

本番前にリハーサルを済ませたビヨンセは、夫Jay-Zとともに劇場から外へ。「お付きの車はどこかしらん?」と思ったであろう二人だが、厳重警備が敷かれた一帯は全面車輌通行止め。警察官は彼らに、4ブロック先まで歩いて車に乗り込むことを勧めたという。しかし、そこらの一般人とは格が違うビヨンセ様、「こんな寒い中をヒールで歩きたくない」と断固拒否。警察側は「そうは言っても無理ですぜ」と交渉の余地もない。

その結果……ディーバ圧勝。なんとオバマ氏のシークレット・サービスが間に入り、ビヨンセの車を劇場前に招き入れたというのだ! 夫妻は寒風に吹きさらされることもなく、車に乗り込みホテルへ。着替えをしてから劇場に戻り、本番に臨んだとか。大統領のシークレット・サービスといえば、いかなるときも相好を崩さないコワモテ男性。そんな彼らも、燦然と輝くディーバと音楽業界のドンという無敵のカップルには甘かったのか? それとも、ビヨンセは大統領と同等に丁重に扱え、というスタンスなのか?

露出度高い衣装だから仕方ない?

当日はマイナス7度と極寒。露出の高いセクシー衣装を着ることの多いビヨンセにとっては、この気候は酷だった……としておきたい。だが、この寒さの中、オバマ就任をひと目見ようと聴衆は徹夜で議事堂前に並んでいたのである。その待ち時間、7時間以上。僅か数分で歩ける距離を拒否した女王にとっては、常軌を逸した行動に映ったのかもしれない。

まことしやかに噂されるこの一件で、ネット上でビヨンセの高慢な態度について炎上。「お前が大統領か!?」なんてツッコミが続出している。結局ビヨンセも、かつてのホイットニー・ヒューストンやマライア・キャリーのように、ぶっ飛んだ注文をする困ったディーバになりつつあるのかもしれない。押しも押されもせぬ不動の歌姫となった彼女を、誰が止められるというのだろう。

しかし、この騒動の間に夫のJay-Zはどうしていたのか疑問だ。デートで妻、または彼女が「寒いしヒールが痛いから歩きたくない!」なんて言い出しても男性は「お前ってカワイイやつ」と思えるもの?

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