できちゃっても結婚しないアメリカン???
仕事用スーツのままだったデービッドと、白いセーターに黒のジーンズというカジュアルで結婚したジョアン |
NYでは「できちゃっても」すぐには結婚しないカップルが多い。夫の友人らも、同棲していながら子供ができても2年以上結婚しなかったカップルや、ハーレムあたりには結婚せず、シングルマザーで過ごしてるという女性がゴロゴロいる。
内輪な話になるが、レイ(夫)の弟デービッド(新郎)も、ジョアン(新婦)もできちゃってもおそかった婚だった。子供ができちゃってから半年以上たってから簡単に結婚式を済ませたのである。
日本でもブームになっているらしい自宅での挙式
さてさて彼らはどこで式を挙げたのか?というと、彼らの自宅。そんなのアメリカでは普通じゃないの?って思う人もいるかもしれない。ガーデンに人を集めて、白いウエディングドレスにキレイなブーケを持った花嫁が、神父さんの前にやってくる。そんなイメージは、ぶち壊しなのが彼らの結婚式だった。式をあげた自宅っていうのは、彼らのワンベッドのアパートだし。ジョアンは、前日までジーンズでやるって言い張っていた。しかも式をあげる3日前くらいに、家族に連絡があったのだ。平日の午後4時という、仕事してる人には迷惑な時間。
自宅なら普段着で挙式できる
デービッドいわく、「結婚するのに、結婚申請の用紙を取りにいったら、シティーホールでやることもできるけど、ジャッジ(判事)が家にきてやることもOKだって。しかも100ドルでできちゃうんだったら、それがベストだなぁ~って。ほかにもジャッジの家へ行ってとか、教会でとか選択肢はあったんだけどね。家でやればバスローブ着てても結婚できちゃうんだよ」と、冗談っぽく言っていた。たしかに二人はバスローブ着てそうな勢いだった。
このようにNYでは、できちゃってもちょっとたった婚なせいか、略式結婚するカップルも多いようだ。とはいえ、彼らの式でも、ジャッジが黒い服に着がえ、前に二人がならぶと、荘厳な雰囲気になった。どんな形式であれ、結婚は結婚。新しい夫婦が生まれ、一生を共にしていくであろうことに変わりはない。
みなさんもNYの自宅で結婚式ってのはどうでしょう?地域によっては、ジャッジが来てくれない可能性もあるので、きちんとCity Clerkのサイトにて確認をとってからどうぞ。
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