ニューヨークに今年の10月にオープンしたセックス博物館。「単に淫らなものを取り上げて見せただけだ。」と反対派が多かったせいもあって、オープンしてからも、かなりの論議をよんだ。それでも週末には長蛇の列ができているとニュースで報道されていた。
館内は撮影禁止。ミュージアムの外はシンプルなので、わかりにくいかも。
向かい側のビルにはインテリア関連のホールセールのオフィスがたくさん入ってる。私の友人もそこで働いているので、一階にあるカフェAtomicoでよくランチする。日系の商社の経営だからか美味い!
さっそく11月中頃に行ってみたのだが、平日だったせいか、まったく混んでいなかった。入場料は17ドルでちょっと高め。18歳未満は入場できない。
まず最初にコートをチェックしようとコートチェックのエリアへ。その奥に、普通にトイレがあった。だが、なぜかその入り口に、男性用便器が展示してある。ポトポトと小便を落とすべき便器の先っぽの部分が尖っていて、不思議な形。他の展示物も期待できるぞとワクワクするのだった。
入り口では英語の解説用のプレーヤーとヘッドホンが渡される(無料)。展示物の番号を押すと解説がはじまる。
館内は真っ白な壁で、エロな音が流れてるわけでもなく、し~んと静まりかえっている。ヨーロッパから来た観光客の中年カップルが私の前に手をつないで歩いていた。英語がわからないのかヘッドホンをつけていない。彼らは白黒で壁に映し出されているビデオばかりを念入りに見ていた。