ニューヨーク/ニューヨーク関連情報

ソーシャルセキュリティーナンバーを取得

ソーシャルセキュリティーナンバーを取得するのは、アメリカで生活をするための基本条件だ。この番号がないと、家も借りられないし、銀行口座も開けないし、電話やガスも自分名義で使えない。

執筆者:溝口 弘恵


ニューヨークにはイリーガルで働いてる人もたくさんいる。だけど、いつまでもイリーガルじゃー家も自分の名前で借りることはできないし、電話だって、銀行だって使えない。

  • 私の場合就労ビザ
  • も得て、ようやく働いて給料がもらえるぞ!っていうときに、ぶち当たった壁がソーシャルセキュリティーだった。ソーシャルセキュリティーというのは、アメリカの社会保険制度。

    年々取得できる人の条件も厳しくなっていて、1996年からは入国の際、パスポートに添付される、移民局のForm I-94に書かれた滞在有効期間が3ヶ月以上で、労働可能な種類のビザを持つ人だけに発行されるようになった。

    学生ビザで入国してくる人や労働許可を持たない人が、運転免許証などを取得する際には提示すべきソーシャルセキュリティーナンバーの代わりにITIN (Individual taxpayer identification number)を提示する。これはIRS(Internal Revenue Service) のオフィスでW-7という用紙に記入して申請する。

    ソーシャルセキュリティーナンバーがないと納税の申告もできない。だから、会社側としては納税申告もできない者に給料を与えるわけにはいかない。しばらくはタダ働きだった。納税の申告の他にもソーシャルセキュリティーナンバーがないとできないことは以下、

    年金の受給、銀行の手続き、電気・水道・ガスのアカウント作成、運転免許取得、ローンの契約、就労の際の契約、不動産賃貸、病院に行ってもソーシャルセキュリティーナンバーは書き込まなくちゃならないし、とにかくこの番号ってのは一度与えられたらアメリカで生活するかぎり一生ついてまわるのだ。

    ソーシャルセキュリティーカードの申請は各地域のローカルオフィスで直接申請する。(郵送でも申請できるらしいが、パスポートやなんかを紛失されたら一大事だ)

    最寄りのオフィスに電話して、場所を確認しよう。特に、住まいの近くで申請する必要もないが、私はイーストビレッジに住んでいたので、その近くのオフィスに行った。

    最寄りのオフィス検索がZIPコードで検索できるサイト
    http://s3abaca.ssa.gov/pro/fol/fol-home.html


    ソーシャルセキュリティーオンライン、ここで申請用紙もプリントアウトできる
    http://www.ssa.gov/


    申請用紙を詳しく日本語で解説してくれてるサイト
    http://www.japanpub.com/local/la/form.html
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