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誓いの言葉は難しい ジャマイカ挙式の秘話

ジャマイカでジャマイカンとの挙式をした結婚秘話を暴露!

執筆者:溝口 弘恵


アメリカは、ご存知のとおり移民の国。ニューヨークには特に人口が多いせいか、それぞれの人種ごとにコミュニティーができあがってしまう。たとえば、日本人は日本人同士で固まってしまうし、カリビアンはカリビアン同士、チャイナタウンだってあるし、リトルインディアだってある。

ロシアンだってアイリッシュなど、酒好きが集まるバーでさえ人種によってコミュニティーができている。

ブラックのコミュニティーも同様で、ハーレムには南部の黒人料理ソウルフードもあれば、カリビアンフードのレストランや、アフリカンレストランも別々。

ニューヨークでは、生活空間をとってみても必然的に同人種の異性と出会うチャンスが多い。例えば、日本食のスーパーで買い物してれば大多数は日本人。カリビアンのベーカリーにはカリビアンばかり。

結婚も同じ人種でというのが普通だ。

考え方だって、食生活だって、やはり育った環境が同じ方が価値観が合うっていうもの。それでも、比較的に日本人女性は国際結婚してる人が多い。先進国日本からわざわざ海外に移住しようなんてタイプは日本人らしからぬ気質を秘めてるせいかもしれない。とはいえ、私もジャマイカンと結婚している。

私が結婚したのは3年前の1月。今回は私の秘話を暴露しよう。私の夫はジャマイカン。アメリカで育っているので彼自身はアメリカンなんだけど、結婚式は彼の生まれた土地ジャマイカで挙げようと、新婚旅行もかねてジャマイカへ旅立った。オーチョリオスのとあるホテルでは結婚式セットみたく牧師さんまでついて700ドル程度の破格で挙式ができる。
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