地上152メートルの静かなる世界
浜松町で時間が空いてしまったので、なんとな~く展望台に上がってみることにしました。
浜松町駅前「世界貿易センタービル」40階「シーサイドトップ」であります。
1階でチケットを購入。
おっと620円。
これが高いか安いかは、あがってからのお楽しみ。
受付のおにいさんが、丁寧にエレベーターで案内してくれます。
平日ということもあり、マンツーマン。
所在ない感じになっちゃいます。
さぁ高さ152メートルに到着。
東京タワーの下の展望台より、ちょっと高いぐらいです。
(タワーは150メートル)
100円ゲーム機のチープな電子音が聞こえる以外、極めて静か。
ぐるりとベンチが置かれているので、腰をおろす場所には困りません。
ただ飲食に関しては、バーカウンターなど一切ありません。
エレベータホールの所に自販機がある程度なので、
長居したいなら、いろいろ持ち込んだ方がいいでしょう。
ここは景色を見るところなのだ、と割り切ってるところが
逆に心地よいです。
双眼鏡があっちこっちにあるのも、展望台の基本を見る思いがします。
お台場側には大名庭園
花火大会の時は大混雑
東側、お台場方面の眼下には「旧芝離宮恩賜公園」が。
都内でも最も古い大名庭園。
延宝6年(1678年)に老中・大久保忠朝のお屋敷となったところです。
もともとは海だった場所を埋め立てたんですよね。
見事なお庭は「楽寿園」と呼ばれていました。
エレベーターで係のおにいさんに聞いたのですが
一番混むのは花火大会の時だそうです。
なるほど、ここなら東京湾華火大会はまぁまぁ楽しめそう。
まぁまぁと書いたのは、海沿いにビルが林立していること。(レインボーブリッジも全部は見せません)
当日のポジションどりが大変そう、ということからです。
でも来年の花火大作戦の時には、
ラインナップに加えておいてよさそうですよ。
駅のソバということで、線路が真下に見えるのも魅力です。
しかも旅心をくすぐる、新幹線、東京モノレールが走ってるのは大きな特徴。
日が落ちてくると、首都高に連なる赤いテールランプも幻想的でした。