泊まらなくてもOK! 一流ホテル未経験者も入りやすい「ホテルラウンジ」

ホテルのラウンジ

どのラウンジも過ごしてみるとホテルの個性を味わえます(画像:パレスホテル東京)

ここ10年で東京には世界的な超一流ホテルが続々オープン。今やセレブに愛される高級ホテルで東京にないブランドを見つけるほうが難しいほど、ラグジュアリーなホテルが出揃っています。とはいえ宿泊すると1泊5万円前後、中には最低でも10万円近くするホテルもあり一般庶民には敷居が高いのは事実。しかし泊まらなくてもその特別な雰囲気を味わえるスポットがあるのです。

それは、昼はコーヒーなどのソフトドリンクやスイーツ、夜はアルコールや軽食などが楽しめる「ラウンジ」。街中のコーヒーショップなどとは一線を画すその優雅さに惹かれ、会話を楽しみたい女性たちや商談を進めたいビジネスマンたちが集っています。

大抵フロントの近くにあり、どのラウンジもホテルの個性を凝縮したかのような空間。そこでガイドが特におすすめしたい5つのホテルラウンジを、「初心者も安心してオーダーできる2000円前後のメニュー」と共にご紹介します。大人のデートスポットとしてもぴったりです。*記事の最後に、ガイドの考える「ラウンジに相応しい服装」ついてのアドバイスも……!
   

驚愕の2000円アフタヌーンティー! パーク ハイアット 東京『ピーク ラウンジ』

ピーク ラウンジ

パーク ハイアット 東京 41階 『ピーク ラウンジ』

今や世界のラグジュアリーホテルが集まっている東京ですが、1994年その先駆けとしてオープンしたのが『パーク ハイアット 東京』。超高層ビルの39階から最上階52階を占める「とんでもなくスタイリッシュな大人の空間」の噂を聞くたび、当時学生だった私も胸をときめかせたものです。

2階のシックなホテル正面玄関から、上昇するにつれて照明が明るくなっていくエレベーターに乗り41階へ。ワクワク感がピークに達し扉が開くと、ピラミッド型の高い天井から降り注ぐ光、モダンな竹の植え込み、そして高さ約8メートルもあるガラスの向こうに広がる東京の壮大な景色が目に飛び込んできて一気に非日常へ誘われます。この最初に出会う空間こそが『ピーク ラウンジ』。日中はティーラウンジ、夜はカクテルラウンジとして20年以上変わらぬスタイルで人気を集めています。仕事で利用する人も多く、「流れている“気”がいいから」と大事な商談はかならずここで行うというビジネスマンもいるそうです。
 
ウイークディ アフタヌーン ティ メニュー

2100円でこの内容!「シグネチャースタンド」(画像は2名分です)

ピーク ラウンジというとアフタヌーンティー(4200円/税・サ別)が人気ですが、実は平日12:00~14:00限定で、なんと2100円(税・サ別)でアフタヌーンティーの3段トレイ(サンドウィッチ、スコーン、スイーツ)と飲み物を好きなだけオーダーできる「シグネチャースタンド」なるものが登場しています。アフタヌーンティーのショートバージョンとも言えますが価格を二度見してしまうほど充実の内容。女性ならランチとしても充分なボリューム。ラウンジ初心者の心にも懐にも優しい逸品です!

<DATA>
パーク ハイアット 東京『ピーク ラウンジ』
住所:東京都新宿区西新宿3-7-1-2 41階
電話番号:03-5323-3461
営業時間:11:00~22:00
*「シグネチャースタンド」は平日12:00~14:00限定、サービス料15%
 

ホテルの代名詞・マンゴープリンを食す! ザ・ペニンシュラ東京『ザ・ロビー』

ザ・ロビー

ザ・ペニンシュラ東京 1階 『ザ・ロビー』

その歴史のスタートの地・香港では「東洋の貴婦人」と称され、アジアをはじめ欧米でも特別なホテルとして愛されているザ・ペニンシュラホテルズ。東京では『ザ・ペニンシュラ東京』として2007年、皇居外苑と日比谷公園に面した場所に、最近では珍しい24階建てビルまるごと一棟ホテルという形で開業しました。東京メトロ・都営地下鉄日比谷駅に直結し、銀座駅、有楽町駅にも地下から歩けるという便利さが大きな魅力です。

ザ・ペニンシュラ東京の1階正面入口はいってすぐのところにある『ザ・ロビー』は、千本格子の壁や竹のオブジェなどザ・ペニンシュラ東京の個性を隅々までいきわたらせた和の空間で、朝食からディナーまで楽しめるスポットです。
ザ・ペニンシュラ マンゴープリンundefinedココナッツアイスと共に

2017年8月より一時的にオーダーができた「ザ・ペニンシュラ マンゴープリン ココナッツアイスと共に」。開業10周年を記念し添えられたクッキーが添えられていました。

ところでザ・ペニンシュラホテルズといえば発祥の地は香港。ザ・ペニンシュラ東京も開業当時から香港を代表するフルーツ・マンゴーを使ったスイーツに注目が集まりました。東京オリジナルのマンゴープリンは、マンゴーの魅力を様々なテイスト・食感で楽しめるもので瞬く間に大人気商品に。フレッシュな滑らかさ、そしてマンゴーそのものよりマンゴーの味が強く感じられる濃厚さで、口に含んだだけでうっとりしてしまいます。

2017年8月から一時的にザ・ロビーで「ザ・ペニンシュラ マンゴープリン ココナッツアイスと共に(1987円/税サ込)」としてオーダーでき人気を博しましたが、2019年2月現在はザ・ロビーでの扱いは無く、地下のザ・ペニンシュラ ブティック&カフェでお楽しみいただけます。

<DATA>
ザ・ペニンシュラ東京『ザ・ロビー』
住所:東京都千代田区有楽町1-8-1 1階
電話番号:03-6270-2731
営業時間:6:30~22:00 ※カクテルタイムは22:00~23:00(日 – 木)、22:00~24:00 (金・土)
 

夕日を愛でながら特別なモヒートを! アマン東京『ザ・ラウンジbyアマン』

ザ・ラウンジbyアマン

アマン東京 33階 『ザ・ラウンジbyアマン』

小規模でラグジュアリーなリゾートをアジア・ヨーロッパ・アメリカなどで広く展開するアマンが、遂に日本に上陸したのは2014年のこと。場所は意外にもビジネス街・大手町の高層ビル内、さらにアマン初の都市型ホテルとして開業するとあって、そのオープンは世界中から注目を集めました。

アマンはその土地の環境や自然、伝統文化を重んじながらホテルをつくります。アマン東京のデザインコンセプトは「日本の伝統家屋」。33階から37階部分に渡る広大な吹き抜けのロビーエリアにもそのコンセプトは息づいていて、大きな生花を据えた池あり、その両側に巨石が配された石庭あり、そして天井は障子に見立て和紙で覆われています。これらを眺めながら優雅な時間を過ごせるのが『ザ・ラウンジbyアマン』。全面窓の向こうには、晴れていれば富士山まで見える東京の街並みがどこまでも広がり、一転建物の中に目を移すとアマンが造った屋内の日本庭園が見渡せるという、アマンのホテルに込める想い・哲学を感じられる場所となっているのです。
 
アマン東京オリジナルモヒート

日本づくしの「アマン東京オリジナルモヒート」

外も内も絶景のラウンジですが特におすすめの時間帯はサンセットタイム。窓が西を向いているので東京が夜へ変貌していく様子をじっくり味わえます。お供には「アマン東京オリジナルモヒート(2500円/税込・サ別)」はいかがでしょう。アマン東京限定というのはもちろん、滋賀県産のラム、ミントの葉の代わりに国産のハッカを使い、京都の氷砂糖で甘さを出すなど日本らしさの詰まった一杯なのです。夏のカクテルというイメージの強いモヒートですが、アマン東京では通年で人気なのだとか。新宿の高層ビル群がまるごと見える贅沢な夕暮れを愛でながら、アマン東京にしかないモヒートを味わう……最高の時間です。

<DATA>
アマン東京『ザ・ラウンジbyアマン』
住所:東京都千代田区大手町1-5-6 大手町タワー 33階
電話番号:03-5224-3339 (9:00~21:00)
営業時間:11:00~24:00
 

半世紀変わらぬケーキが不動の人気! パレスホテル東京『ザ パレス ラウンジ』

ザ パレス ラウンジ

パレスホテル東京 1階 『ザ パレス ラウンジ』

「丸の内1-1-1」というまさに東京のど真ん中に建つ『パレスホテル東京』は、旧パレスホテル時代から数えると半世紀以上の歴史を積み重ねてきた日系高級ホテル。2012年にそれまでのクラシックな雰囲気を一新しモダンでスタイリッシュなホテルとして生まれ変わりましたが、きめ細かいホスピタリティや、五感で感じる気持ち良さ、花鳥風月など、これまで培った日本らしい“おもてなし”はそのままにゲストに接しています。

高層階のラウンジが多くなっている中、パレスホテル東京の『ザ パレス ラウンジ』は1階。窓の外はお濠に面していて石垣が目の前という他にはない風景を楽しめます。ラウンジはまるでヨーロッパの貴族の書斎にでも招かれたかのような空間。本棚、そして夏でも本物の火が燃えている暖炉があり、豪華だけれどくつろいだ雰囲気が漂います。
 
マロンシャンティイ

栗とホテルの歴史が詰まっている「マロンシャンティイ」

さてこちらでのおすすめは、旧パレスホテル創業時からある歴史あるスイーツ「マロンシャンティイ(1100円/税込・サ別)」です。食べるのがためらわれるウェディングドレスのような美しいケーキ。中には丁寧に裏ごしされた約10粒もの栗が詰まっていて、モンブランケーキの逆?裏返し?のようなケーキです。外見の生クリームの印象が強いので、口に含んだ時の栗の濃厚さに嬉しい衝撃が広がる逸品。「栗と生クリームだけのシンプルなデザートだからこそ、お客様に驚きと感動を与えたい」という初代総料理長の思いが伝わってきます。

<DATA>
パレスホテル東京『ザ パレス ラウンジ』
住所:東京都千代田区丸の内1-1-1 1階
電話番号:03-3211-5309
営業時間:10:00~24:00
 

豪華シャンデリアの下、フレッシュなメロンジュースを! シャングリ・ラ ホテル 東京『ザ・ロビーラウンジ』

ザ・ロビーラウンジ

シャングリ・ラ ホテル 東京 28階 『ザ・ロビーラウンジ』

香港を拠点とする高級ホテルグループ シャングリ・ラ ホテルズ&リゾーツが、理想の立地を見つけるまで10年待ち、満を持して2009年に開業したのが東京駅の『シャングリ・ラ ホテル 東京』。丸の内トラストタワーの27階から37階に位置し、東京駅の丸の内駅舎を眼下に望むなど眺めが自慢のラグジュアリーホテルです。

28階にある『ザ・ロビーラウンジ』は、素晴らしい眺望はもちろん、ホテル内に50以上あるシャンデリアの中でも特にゴージャスな1台があることで知られています。バーカウンターの上で輝くそのシャンデリアは、東京都のシンボルである銀杏の葉をデザイン。890ピースの銀杏の葉のモチーフが使われ、重さ2000kg。制作にはなんと1520時間を要したそうです。
 
フレッシュメロンジュース

とにかく新鮮! 「フレッシュメロンジュース」

そんな頭上からも優雅さを演出するザ・ロビーラウンジの「初心者も嬉しいリーズナブルメニュー」は、この1杯目当てにホテルを訪れるゲストも多い「フレッシュメロンジュース(1550円/税・サ別)」。メロン以外何も加えておらず、絞って12時間以内のものしか出さないという本当に“フレッシュ”なドリンクです。どろっとした濃厚な飲み応えで、1杯でメロン丸ごと食べたような満足感! あるテレビ番組のロケでタレントの方々にこのジュースをおすすめしたことがあるのですが、舌が肥えているタレントさんたちもその豪華な味わいに腰を抜かしていました。

<DATA>
シャングリ・ラ ホテル 東京『ザ・ロビーラウンジ』
住所:東京都 千代田区 丸の内1-8-3 丸の内トラストタワー本館 28階
電話番号:03-6739-7877
営業時間:10:00~24:00(日~木曜日)/25:00(金・土曜日、祝前日)


以上、2000円でセレブ気分が味わえる東京の超一流ホテルのラウンジ5選でした。
 

高級ホテルのラウンジ、どんな服装でいけば良い?

一流のホテルは「高級ホテル初体験」のゲストへの対応も一流です。敷居が高そう……と敬遠しないで、是非気軽なラウンジから足を踏み入れてみて下さい。そして気になるのがドレスコード。「スマートカジュアル」としているホテルが多いのですが、これがなかなかわかりにくいですよね。他のゲストが目のやり場に困るような服装は控えること。そして行く前に画像でそのラウンジの雰囲気を掴んで、その場にフィットしそうないつもより少しおしゃれな服装を心がけると、初めてでも自信を持って楽しめると思いますよ!

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