京都には、京菓子という伝統文化があります。暑い夏、京都の和菓子で涼んでみませんか?そんな夏の京都の和菓子をご紹介します。

【contents】
■京都の代表的な夏のお菓子・若あゆ、竹流し水羊羹、寒天菓子など……P1
■和・洋いろいろゼリー・柑橘系菓子……P2
■夏の定番の和菓子と言えば・くずきり、わらびもち など……P2
■番外編、京都の行事に合わせて・祇園ちごもちなど……P2

京都の代表的な夏のお菓子・若あゆ、竹流し水羊羹、寒天菓子など


■若あゆ
夏の京都の和菓子
これは、亀屋良長の若あゆ。なんだか少し太り気味?
京都の夏の代表選手のお菓子と言えば「若あゆ」。どの和菓子屋に入っても無い所を捜すほうが大変な程、大抵のお店に置いている夏の定番です。京都の夏の料理といえば鮎。やはり京都では鮎は、切っても切り離せないお魚かも・・・。


鮎漁解禁は、6月はじめから売り出すお店が殆ど。京都では、煎餅風のカステラ生地のよな小麦粉と卵の焼き皮でくるんだもの(※1)と堅めのお煎餅のような皮の2種類があります。中味は、大半の店が求肥。関東などでは求肥と餡が入っていたり、地方によって違うみたいです。名前も、店によってまちまちで、「鴨川あゆ」や「貴船あゆ」「桂あゆ」など色々。

また、店によって鮎の顔が違ったり、大きさや全体の形も違い、また、お値段お手軽なものから高価なものまで様々です。自分で食べ比べをして、好みの鮎を見つけてください。
※1 このような皮のお菓子を調布と言います。調布とは、もともと租税の一つとして官に納める手織りの麻布でした。その布に似ている事からいわれるようになりました。

■竹流し水羊羹
浅堀りの竹に水羊羹を流しいれたシンプルなお菓子。こちらも京都の代表的なお菓子です。やはり、涼しげな竹の緑と水羊羹は、ぴったり!
夏の京都の和菓子
二條若狭屋の竹水羊羹。さっぱりして、するすると食べられるので1人で何本もいけそう・・・。食べ方は、きりで竹のおしりに穴を開け、吸いながら食べるという食べ方。吸いながら食べるのが抵抗ある方は、つまよじなどで少しひっぱるだけで簡単に出てくるので、ご安心を。
こちらもお店によって名前が違い工夫をこらして付けられています。例えば、 竹露( 叶匠壽庵など)竹の水(仙太郎)甘露竹(鍵善良房)など様々。どの店も涼しげな名前でほっとするものばかりです。竹籠に入れて人にあげると大変喜ばれます。

■寒天菓子
夏の京都の和菓子
幸楽屋の夏のお菓子の定番「水面」。こちらも水ぎわの涼しさが表現されていてお奨め。
涼しげで有名なお菓子と言えば「金魚」。京都には、幾つか有名な金魚のお店があります。寺町二条の通りを一筋東に入った「松彌の金魚」(新烏丸通二条上ル)と烏丸鞍馬口を東に入った「幸楽屋の金魚鉢」が有名処。2つとも7、8月は、ほぼ予約で一杯で注文を取らないほどの大人気。かなり前に予約を入れておかないと駄目です。


しかし、寒天菓子のお菓子には涼しげなお菓子がまだまだ一杯あります。金魚で有名な「幸楽屋」の水面なども涼しげ。清流(笹屋良信)や 露しずく(俵屋吉富)など多くの寒天を使った涼しげなお菓子があります。造作的に凝った涼しげなものからシンプルでありながら色目や切り口などで涼しく見せるものなど様々。

京菓子は、四季を重んじ、その季節らしさをお菓子で表現するため夏場は、葛や寒天のお菓子が多く出まわります。

<関連サイト>
  • 京菓子小町……京都新聞のサイト。京菓子に関するサイト。色々な種類やお店を紹介しています。