源氏千年紀観光
天皇だけが出入りする門・建礼門。品格と重厚なまでの門、当時を想い浮かべます
今年に入ってから、京都では「源氏物語千年紀」と題し、色々なイベントや観光事業などが行われています。というのも、今年がちょうど「源氏物語」が確認されてから千年を迎える年だからです。

京都市内を走っている嵐電(京福電鉄)は、車体に優雅な王朝絵巻が描かれた電車を走らせたりするなど街全体が「源氏物語観光」で盛り上がっています。


そんな「源氏物語観光」と題し、シリーズにて紹介していきます。そこにまつわる、観光アドバイスや近所のお店なども合わせて載せていきます。

【contents】
■光源氏が生まれた京都御所のご案内……P1
■紫式部が源氏物語を執筆された・廬山寺……P2
■その他、この辺り見所・観光……P3
■この辺りのおいしいもんP3

光源氏が生まれた京都御所のご案内

源氏千年紀観光
天皇の日常の生活場である清涼殿。平安時代の内裏よりは、狭いらしいが、当時を想いめぐらすには充分です。
帝の第二皇子として京都御所に誕生したのが、光の君。その光の君が誕生した地であり、その関係する人々とも縁深い・京都御所をご案内します。

■京都御所とは?
源氏千年紀観光
即位の礼など重要な儀式を取り行う、最も格式高い正殿。奥の方には、高御座を見る事ができます。こちらは、現在の天皇の即位にも使用されています
京都御所は、延暦13年(794)に、桓武天皇が平安京に遷都した時に造られた天皇の(※1)内裏。以前は、これより少し西に位置していましたが、度重なる火災により、現在の位置へ元弘元年(1331年)光厳天皇が移されました。そして、明治まで実際の天皇の住まいとなっていました。建物自体は、その間も焼失を繰り返し、現在の建物は安政2年(1855年)に平安時代の内裏の姿にならって再建されたものです。
※1 天皇の住居は「内裏」と呼ばれていました。
源氏千年紀観光
白壁と朱色の柱に囲まれている紫宸殿。実際にこの場所で大正・昭和天皇は、即位礼を行われました。その両サイドには、かの有名な右近の橘と左近の桜が・・・
ちなみに、京都御苑には、京都御所の他に仙洞御所・大宮御所があります。仙洞御所は、江戸時代に皇位を退かれた後水尾上皇の御所として建てられました。その後、何度か火災と再建が行われ、現在は建物はなく庭園が残されています。仙洞御所の北側に隣接する大宮御所は、後水尾天皇の皇后・東福門院和子の御所として建てられたものです。現在の建物は孝明天皇の皇后である英照皇太后の御所として建てられたものです。実際に平安時代の御所は、千本丸太町付近にありました。現在は、石碑が建つのみです。

■源氏物語の世を忍ぶ
源氏千年紀観光
床が低く、板の間で仕切も無く前の庭は、白砂の庭に呉竹や漢竹という雰囲気は、他では感じられないものがあります。平安時代の内裏よりは、狭いらしいが、当時を想いめぐらすには充分です
やはり源氏物語の世を想い浮かべやすい場所は、ここ京都御所ではないでしょうか。一般参賀にて見ることができる紫宸殿・清涼殿辺りは、当時の雰囲気を充分に味わえます。その他に、歴史毎の御所の建築物の移り変わりなども面白く見学できます。

そして、京都御所の歴史や皇室にとって記念の年に当たる時の特別拝観などでは、一般に非公開である女御などの住まいである「飛香舎」の前まで見学できます。そのため「藤壺」の別称である藤棚なども垣間見る事ができます。その際は、要チェック!

■参観するにはどうするか?
源氏千年紀観光
待合所には、御所ならではのお土産が・・・。レターセットや文香など平安の世をテーマにしたのなどいかがですか
京都御所を始め仙洞御所・大宮御所などを一般参賀するには、郵送、窓口、HPよりの3つの方法より申し込み可能です。郵送は、希望日の1ヶ月前の日まで、HPは、4日前、窓口は、前日までの申し込みになります。


ちなみに私は、平日だった事と1人だったため、前日でもOKでした。比較的空いている時期は、前日でも大丈夫のようです。しかし、臨時に見学中止になる日もあるので要注意(葵祭前後2日は、準備等の都合により駄目でした)

詳しくは、「宮内庁参賀案内」にてご確認ください。

次は、「紫式部が源氏物語を執筆された・廬山寺」です。