天皇だけが出入りする門・建礼門。品格と重厚なまでの門、当時を想い浮かべます |
京都市内を走っている嵐電(京福電鉄)は、車体に優雅な王朝絵巻が描かれた電車を走らせたりするなど街全体が「源氏物語観光」で盛り上がっています。
そんな「源氏物語観光」と題し、シリーズにて紹介していきます。そこにまつわる、観光アドバイスや近所のお店なども合わせて載せていきます。
【contents】
■光源氏が生まれた京都御所のご案内……P1
■紫式部が源氏物語を執筆された・廬山寺……P2
■その他、この辺り見所・観光……P3
■この辺りのおいしいもんP3
光源氏が生まれた京都御所のご案内
天皇の日常の生活場である清涼殿。平安時代の内裏よりは、狭いらしいが、当時を想いめぐらすには充分です。 |
■京都御所とは?
即位の礼など重要な儀式を取り行う、最も格式高い正殿。奥の方には、高御座を見る事ができます。こちらは、現在の天皇の即位にも使用されています |
※1 天皇の住居は「内裏」と呼ばれていました。
白壁と朱色の柱に囲まれている紫宸殿。実際にこの場所で大正・昭和天皇は、即位礼を行われました。その両サイドには、かの有名な右近の橘と左近の桜が・・・ |
■源氏物語の世を忍ぶ
床が低く、板の間で仕切も無く前の庭は、白砂の庭に呉竹や漢竹という雰囲気は、他では感じられないものがあります。平安時代の内裏よりは、狭いらしいが、当時を想いめぐらすには充分です |
そして、京都御所の歴史や皇室にとって記念の年に当たる時の特別拝観などでは、一般に非公開である女御などの住まいである「飛香舎」の前まで見学できます。そのため「藤壺」の別称である藤棚なども垣間見る事ができます。その際は、要チェック!
■参観するにはどうするか?
待合所には、御所ならではのお土産が・・・。レターセットや文香など平安の世をテーマにしたのなどいかがですか |
ちなみに私は、平日だった事と1人だったため、前日でもOKでした。比較的空いている時期は、前日でも大丈夫のようです。しかし、臨時に見学中止になる日もあるので要注意(葵祭前後2日は、準備等の都合により駄目でした)
詳しくは、「宮内庁参賀案内」にてご確認ください。
次は、「紫式部が源氏物語を執筆された・廬山寺」です。