沖縄そばとは何ぞや。これぞ正統の味、という確固とした定義はあるのか。「そば」とはいうもののラーメン感覚に近く、10人のウチナーンチュが集まれば10人それぞれ好みのそば屋は違うのだ。そんな沖縄そば業界にあって、激烈・熾烈な戦いを繰り広げている5店の沖縄そば屋があるという。それはどこだ!
沖縄本島の観光拠点・豊崎タウンに注目
沖縄本島の観光拠点となる豊崎タウン |
豊崎タウンは、人工ながらも素晴らしい設備を誇る豊崎ビーチ、世界のブランドを入手できるアウトレットモール「あしびなー」、そしてライフスタイルセンター「とみとん」、レンタカーステーションと沖縄の観光サポート施設「豊崎道の駅」など、生活と遊びのバランスがとれた複合タウンであり、宅地だけでなくリゾートホテルの建設も進んでいます。
レンタカーを利用する人は、豊崎タウンを経由すれば那覇市内の渋滞に巻き込まれることなく戦跡・聖地の多い沖縄本島南部、あるいは中北部の観光スポットやリゾートホテルにも行けるようになりました。
豊崎タウンは那覇空港に降り立った旅人が最初に、あるいは本土に戻る旅人が最後に向かう場所としての機能を充実させることで、沖縄本島の観光拠点を目指しているのです。
そして豊崎タウンに隣接する糸満市もまた美々ビーチやうまんちゅ広場など「遊びと暮らし」機能を充実させるなど、今後の沖縄本島南部は、リゾートライフを満喫できる地としての価値を高めています。その中心が観光サポート・リゾートタウンの豊崎タウン!
沖縄本島の観光拠点となる豊崎タウンです |
激烈・熾烈沖縄そばバトル!
前置きが長くなってしまいました。本題に入りましょう! この豊崎タウンのなかに、激烈・熾烈な戦いを繰り広げる5つの沖縄そば屋があるのです。題して「沖縄そば博」。場所はライフスタイルセンター「とみとん」内。地元の人が多い沖縄そば博 |
「沖縄そば博」とは、「そばじょうぐぅ~」(そば好きの意)たちのわがままな要求を一挙に満たしてしまおうという趣旨でオープンしました。以前は那覇市内にあったのですが、「とみとん」のイベント・コート「パティオ・フィエスタ」内に移転した後は、県内から選りすぐられた5つの名店が日々激烈な戦いを繰り広げています。
なにしろここは、観光客だけでなく地元のお客さんも多い場所。味とともに値段もシビアです。観光地によくある「観光客価格」と「観光向けの味」は通用しないのです。
沖縄ガイドたる私は、本来ならばこれら5店の味を食べ比べ「ダシがどーの、麺があーだ」とグルメ評論家ばりに紹介すべきではあるけれど、一挙に5杯の沖縄そばを「どーやって食うんじゃ!」ということで、素直に諦めました。味の評価は、本稿をお読みくださった皆様の判断にお任せします。グループで行かれると、あれこれ注文してみんなで食べ比べを楽しめますよね。
気軽に食べ比べできる雰囲気がうれしいです |
ということで「沖縄そば博」の大きな特徴は次の3点です。
その1 沖縄県内の名店の味を一挙に食べ比べできる
その2 たくさんのメニューから選べる楽しさがある
その3 沖縄そばの歴史を学べる資料コーナーがある
豊崎タウンのとみとんに注目です |
■ライフスタイルセンター「とみとん」
住所 沖縄県豊見城市字豊崎1・411
電話 098・995・8595
営業 年中無休
時間 10時~22時(店舗によって異なる)
地図 とみとんのアクセスマップ
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