沖縄で注目される３人のアーティスト

沖縄の感性を強烈に放つアーティストたち

沖縄の太陽と海が作り出すアートには、日本から生み出されるものとは違う「色」と「感性」があることを実感しています。

それは、子供たちが学校で描く絵も同じ。鮮やかな色使いとダイナミックな構図に驚かされたことがあります。アートは、暮らしのなかから生まれるもの。その土地の影響を受けて当たり前なんですよね。

沖縄らしい色使いの点描作品です

そこで、私が感銘した沖縄の新人アーティストを３名！　ご紹介いたしますね。

■点描画家・喜納 毅 さん

この方は、「絵」とは全く縁のない世界に居たのですが、ある日突然筆を取り、描いたのが鮮やかな点描画でした。殆ど無意識だったようです。３年前のことでした。

家具のように大きな作品から、貝殻のなかの小さな世界まで……。

緻密ななかにも繊細さを感じる作品たちを見ていると、沖縄の匂いを感じました。小さな作品でよいから、ひとつ購入しようと思っている私です♪

笑顔があふれ出すような作品ばかりです。

■イラストレーター・平川 瑞恵 さん

テーマは人、そして顔。豪胆な筆使いで描くのは人間の笑顔のみです。しかも、彼女の描く「笑顔」は人種を問いません。

どの作品を眺めても、人、人、人。きっとこの方は、「人」が好きなんだなぁーと実感しました。人に対する思い、優しさが作品からあふれ出しています。

平川さんの作品には、眺めているだけで、思わず自身も笑顔になってしまうような魅力があります。「元気」になれるはずですよ♪

清楚で、しかもゴージャスなビーズアクセサリーの数々

■ビーズ作家・古波蔵 智美 さん

少女のように愛らしい清楚なアクセサリーもあれば、大人の女性じゃないと似合わないゴージャスで妖艶な色香を放つ作品もあります。ある時はシンプルに、ある時はエキゾティックに決めて欲しい作品たちです。

さて、これらのアーティストたちを支援しているのは、自身もアーティストである秋元かんなさんです。インターネットによる作品発表の場「Office BULAT」を立ち上げました。音楽の世界で例えると「インディーズ」♪　沖縄だけでなくアジアのアーティストも紹介しています。


「Office BULAT」は、インターネットでの作品発表だけでなく、那覇市や沖縄市のギャラリーなどでも企画展を行っています。
■「Office BULAT」オフィシャルサイト