沖縄県の概要
【位置・面積】海に浮かぶ美しい島々で構成される沖縄県 |
都道府県別でみるとわずか第44位という小さな県ですが、海域を含めてしまうと日本一県域が広い県となります。
また、沖縄県は北緯24度から27度に位置しており、ハワイ諸島北部、カリフォルニア半島、フロリダ半島、マイアミ、パハマなど世界有数のリゾート地と同緯度です。
【気候】
沖縄県は日本で唯一の亜熱帯性海洋気候です。年間の平均気温は22.4度。冬期でも10度以下になることは殆どありません。
那覇市の気温を例にとりますと年間平均気温は次のようになります。
1月16.0度、2月16.3度、3月18.1度、4月21.1度、5月23.8度、6月26.2度、7月28.3度、8月28.1度、9月27.2度、10月24.5度、11月21.4度、12月18度。
【人口】
沖縄県の人口は太平洋戦争前は50万人台で推移していましたが、戦争で大きな被害を被ったことから激減してしまいました。1947年、日本本土への復帰を記念して開かれた海洋博の年に100万人を突破、2001年からは132万人を越し、現在に至ります。
人口割合をエリア別にみると、沖縄本島に92%が集中しており、なかでも本島中部域には42.4%(563,077人)が集中、ついで那覇市が22.8%(302,829人)、本島南部17.5%(232,456人)、本島北部9.4%(124,641人)、宮古4.2%(55,693人)、八重山3.7%(48,876人)となっています。
観光客に人気の高い美ら海水族館 |
【産業】
沖縄県の産業の特徴は、第三次産業(83.3%)と第二次産業(18.1%)の割合が高いことです。また、沖縄の健康食が注目されるに連れてゴーヤーやマンゴーなどの第一産業(2.1%)も注目されています。
全般的には観光産業が中心ですが、まだまだ、基地(米軍)経済に頼らざるを得ない実情を抱えています。
■沖縄の概要 位置・面積・気候・人口・産業
■沖縄の自然 サンゴの島・独自の動植物・自然体験
■沖縄の歴史 琉球人・琉球王国・沖縄と日本・沖縄戦
■戦後の沖縄 アメリカ時代の沖縄・日本復帰から今日まで
■沖縄の文化 ニライカナイ・御獄信仰・祖先崇拝・沖縄方言
■沖縄の伝統芸能 民俗芸能と宮廷芸能・島唄の世界・三線
■沖縄の工芸と食 焼物・染め織物・琉球漆器・琉球ガラス・沖縄の食