泡盛の香りには人体に有効な成分が大変多く含まれており、健康面で非常に良い効果があるそうですが、泡盛が「大好き」という人もいれば、あの、独特の個性的な香りが苦手という人もいますよね。
本来泡盛は酒造所によって実に様々で、軽やかでクセがなく水のように軽い口当たりのものもあれば、如何にも泡盛!と主張している個性的なものまでと色々なんですよ。
つまり、自分の口に合う泡盛を見つけることができれば、泡盛が苦手だった人でも、きっと大好きになるはず。そう考えた私が、突如思いついたこと。それが泡盛の飲み比べです。
泡盛は、熟成すればするほど味がまろやかになり、まるでブランデーのように馥郁とした香りと味わいを持つ高貴なお酒になります。
当然、5年以上寝かせた古酒のほうがずっと美味しいわけですが、問題は価格の高さ。8年もの、10年ものの泡盛を、毎日気軽に飲むというわけにはいきませんよね。沖縄のおうちや居酒屋などでは、古酒ではない普通の泡盛がより多く飲まれています。
それらの泡盛のなかから、自分好みの味を見つける手っ取り早い方法は色々な泡盛を「飲んでみる」しかありません。
ピンときたのが、泡盛文化に慣れ親しんできたウチナーンチュ(沖縄県人)ではなく、ナイチャー(本土の人)に飲んで試してもらおうということ。近所の酒屋さんにひとっ走りしてお気軽価格帯(600円~1000円以内)の泡盛を適当に選んで家に持ち帰りました。
高い古酒でなくとも美味しい泡盛は多いんですよ。とくに、ナイチャー受けする泡盛ならば、お土産にも最適ではないでしょうか。
試飲してくれたのは沖縄初体験にして泡盛初心者の女性2名と、30年来泡盛に慣れ親しんできたという男性2名です。
2・3ページ ノミネート泡盛と酒造所の紹介
4ページ 各人のベスト3が確定しました!