いざという時の味方!道産調味料
オーガニックケルプ、中央食鶏 From:函館、三笠
忘・新年会にクリスマスと、何かと自宅で料理をする機会が増える時期に、揃えておくと安心な2種類の調味料をご紹介。海藻と自然塩をブレンドしたもので、現在のところ地元のガゴメ昆布とおとひめ昆布を使い、粒度の違いなどで5種類を用意。自然塩はその海藻を採取した地区の海水を、黒松内町の塩職人が窯焚きしたものを使っています。
この海乃香藻をひと振りすると、味が違ってくるんですよ。和食だけではなく、イタリアンやお肉の下味にも旨味がプラスされるのでおすすめ。海藻と塩、同じ海で採れた自然素材の調味料なので、お湯を注ぐだけでおいしいスープにもなりますよ。
薄口醤油のような色合いで、若干塩分が高いので白醤油のような感覚で使えます。無添加で加熱をしない“生きている”発酵調味料なので、冷蔵保存が必須。個人的にはそのまま使うよりも、希釈してダシやタレとして使うのがおすすめ。今の時期なら鶏鍋のダシにぴったりですよ。
【DATA】オーガニックケルプ
こちらからWeb通販可能
【DATA】中央食鶏
こちらからWeb通販可能
<関連サイト>
●海乃香藻を紹介した記事
●三笠の鶏醤を紹介した記事
(いずれも、From:好評連載中!読売新聞「恵みの大地」)
来年が楽しみ新品種
”おいしく””栽培しやすく”を目的に、日々さまざまな農作物が品種改良されています。先日、「北海道農業研究センター」による新品種のお披露目会がありました。いくつか種類がありましたが、私が注目したのは、巨大胚米『ゆきのめぐみ』と、カボチャ『TC2A』(別名:ほっとけ栗たん)。『ゆきのめぐみ』は北海道での栽培に適した初の巨大胚芽品種。通常の玄米よりも胚芽がおおきく栄養豊富で、胚芽精米GABA含有量は「ほしのゆめ」の倍以上。玄米よりも時間をかけずに炊ける点も優秀。ぷちぷちした食感もまたいいんですよ。
ほっとけ栗たんは、皮は硬いけれど味がいい幻のカボチャ「まさかりカボチャ」の流れを汲む品種。ホクホク感も甘みもある、おいしいカボチャでした。
いずれも本格的な栽培&出荷は、来年以降になるのだそう。来年の収穫が楽しみ。今から要チェックの品種ですよ。
新品種のお問い合わせは、北海道農業研究センターHPへ。
左上/発芽玄米ゆきのめぐみとポルチーニのリゾット・日高ホエー放牧豚フィレ肉のコンフィー、道産クリームバターソース 右上/ほっとけ栗たん の冷製クリームスープ 左下/ジャガイモもこんなに品種があるんですよ 右下/カラフルポテト。きれいですよねぇ |