ホテルドロームは、2005年2月15日からアリスファームの経営で再開しました。
「建造物やインテリアはそのままですが、 より自然に根ざしたサービスを企画しています。料理やアクティビティにも力を入れており、 お楽しみいただけると思います」と、ご担当者様から連絡がありました。新生ドローム、楽しみですね。
以下の記事は、以前のドロームに関して書いたものです。料理やアクティビティは現在と異なる部分もあるかと思いますが、ご了承ください。
■小樽から車で約40分。赤井川村にひっそり佇む「ホテル・ドーム」は、男性ファンの多い宿です。なぜ、男性に人気があるのか。理由はいくつかありますが、最大の理由はストーリーを感じさせる宿だから。
■ドロームの持つストーリーとは…。「夢」という名前を持つドロームは、95年にオープンした、わずか11室の小さな宿です。
実はここ、約40年間も静かに眠っていた鉱山の跡地なんです。建物は鉱山時代の古材と石で造った山小屋風。館内には北欧の古い農具や家具が置かれ、それがすごく自然。
長い長い物語を刻んできた道具たちは、国境を越えて集っても、やさしく共鳴しあうものがあるんでしょうね。
■もう1つの大きな魅力は、その圧倒的な自然力。ホテルは白樺の木立に囲まれ、敷地内には川が流れ、ヤマメが棲んでいます。伐採は必要最小限に留め、周囲には余計な人工物は一切なく、レギュレーションの厳しい「フィッシングエリア・ドローム」と「ドローム・キャンプフィールド」があるだけ。
見渡す限り緑の山が続き、空は大きくて青い。童心に戻って、おいしい空気をひたすら満喫できるのです。居ながらにして、元気になれるんですよ。