たまごカフェ |
【どこか農場/たまごカフェ】。この不思議な名前に惹かれ、出かけてみました。中富良野町の丘陵地帯にポツンと立つ農家カフェは、古い納屋を移築したピンクの建物が目印です。オーナーは、農業者でもある武田守弘さん。有機栽培の野菜や果樹を使ったランチとデザートを提供しています。
おすすめは、「地鶏の和風ポトフ定食」(900円)。平飼い&自家配合のエサで育った地鶏を、ダッチオーブンでコトコト煮込んだポトフは、鶏のいい香りが食欲をそそります。ここに季節の野菜がたっぷり加わり、露草をトッピングして出来上がり。露草も食べられるんですって!
定食の内容はほかに有機栽培胚芽米、手作りの寄せ豆腐、大豆のマリネ、ニラの醤油漬け、よりどり野菜のおから漬けと、普段の野菜不足を一気に解消できる献立に。お水代わりの麦茶も、自家製。どれも、ほのぼのした素朴な味わいです。この辺は洋食系なお店が多いので、覚えておきたい一軒です。
そのほかに、お店の近くで採れるよもぎと自家製小豆あんの「草もちセット」500円、ケーキや手作りジャムなどなど。またお店の2階はファームインになっています。
[DATA]どこか農場HP
※例年7月~9月までの営業
山麓中華そば とみ川 |
カフェではないのですが、私のお気に入りのラーメン屋さんを紹介します。ここはホントおいしいんですよ~。化学調味料を一切使わず、麺は自家製。スープの香りがすごく良くて、コシのある麺がまた旨いっ!
店主・富川哲人さんのこだわりがスゴイんです。この「炭焼しょうゆチャーシュー麺」750円は、ほとんどが富良野産の食材でできています。スープに使う鶏や野菜、トッピングの味付き卵、軟白ネギ、SPF豚の炭焼チャーシュー、ほうれん草に至るまで。自家製麺の小麦粉は、富良野など道産のはるゆたか。麺やスープに使うお水も、大麓山の伏流水を使用。
画像がイマイチでスミマセン。真っ赤な色をしているこちらのラーメンは、「地獄の1丁目」800円。スープはもとより、麺にまで唐辛子が入っているんです! 自家製麺だからできる技ですよね。辛さばかりではなく、甘さや旨さもあるので、クセになる味わい。ぜひ試してみて!
[DATA] TEL0167・29・2666|富良野市麓郷市街5|11:00~20:30|不定休(10月~水曜休み、全国の物産展に出る時は10日間ほど休みになるので、事前に電話確認を)