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今夏もっとも注目のスポット【モエレ沼公園】 ガラスのピラミッドがOPEN!

【注目!】7月20日、故イサム・ノグチ氏が基本設計を手がけたモエレ沼公園(札幌市)に、ガラスのピラミッドがいよいよ一般公開。ピラミッド内にはギャラリーや仏料理レストランもオープン。

執筆者:小西 由稀

札幌市東区に広がる【モエレ沼公園】は、20世紀を代表する世界的彫刻家、故イサム・ノグチ氏がマスタープランを手がけた広大な公園。イサム・ノグチの最大にして最後の作品とも言えます。

▽イサム・ノグチについてはこちらへ(From:ISAMU NOGUCHI PRIVATE TOUR)

そのモエレ沼公園に7月20日、新たなシンボル【ガラスのピラミッド】がいよいよOPEN。レストスペース、ギャラリー、フランス料理レストランを擁する、公園のセンターハウス的役割を担う施設です。ピラミッドの内部へご案内しましょう。

【INDEX】
1P:モエレ沼公園&ガラスのピラミッドについて
2P:フレンチレストラン&テイクアウトショップ
3P:イサム・ノグチ展とそのほかの情報


モエレ沼公園


まずは、モエレ沼公園の説明から。イサム・ノグチの「全体をひとつの彫刻とみなした公園」というコンセプトのもと、1982年に着工。総面積189ha!もある広~い総合公園です。




古代遺跡を思わせる高さ30mの「プレイ・マウンテン」。花崗岩を階段状に重ねた斜面を登ると、スコ~ンと広がる緑の空間が壮観! ビーチをイメージした浅水池、カラフルでデザインの美しい遊具など、ただ美しいだけではなく、子供も大人も気持ちよく時間を過ごせる公園なんです。その文化的&芸術的価値の高さから、2003年のグッドデザイン賞の大賞にも選ばれました。

実はモエレ沼公園はまだ未完成で、現在約8割が完成。イサム・ノグチの生誕100年に当たる2004年に完成を予定し、2005年にグランドオープン。イサム・ノグチは基本設計後に亡くなったため、関係者は「彼だったらどう創るのか」と想いを引き継ぎ、作り続けています。まるで、スペインのサグラダ・ファミリアみたいですよね。

[モエレ沼公園DATA]
TEL011・790・1231|札幌市東区丘珠|入園無料|駐車場無料|7月22日から自転車のレンタル開始。大人200円

▽モエレ沼公園HPはこちらへ
▽画像を見るならこちらへ


ガラスのピラミッド


名前から想像できる通り、ガラスのピラミッドは1113枚ものガラスで造られた美しい建物。館内はポカポカと温かく開放感たっぷりで、HIDAMARI(ひだまり)という愛称がぴったり。

どこに居ても、緑の公園を見ることができ、屋上からの眺めもなかなかです。夜のライトアップもきれいなのですが、18時で終わりなのがちと残念。

館内には、イサム・ノグチの作品紹介スライドを流すギャラリー、レストランとテイクアウト・ショップなどが入っています。7月22日~8月31日までは、オープンを記念してイサム・ノグチ展を開催。

▼さ、続いてはレストランとテイクアウトのご案内。
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