INDEX
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森のカフェで体に優しいメニューと“みそづくり”体験
■“刺身コンニャク”作りが体験できる渓谷沿いの温泉宿
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親子で「そば」を食べるならこんなお店がおすすめ!
1泊して楽しむ奥多摩もいい
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奥多摩駅から徒歩5分と電車でもアクセスしやすい「三河屋旅館」。 |
奥多摩と言うと、都心からも近いため日帰りレジャーのイメージもあるのですが、子連れでのんびり散策したら、温泉につかって一泊するのもおすすめです。
今回は奥多摩らしい料理を堪能し、景色のすばらしい展望風呂があって、翌日にはおいしいこんにゃく作りを体験できるお得な冬期特別宿泊プランのある「三河屋旅館」をご紹介しましょう。
渓谷沿いに立つ老舗旅館
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客室や展望風呂からは、渓谷の紅葉が見渡せます。 |
多摩川の渓谷沿いに立つ老舗旅館「三河屋旅館」はその景色を客室(渓谷側)の窓から、そして一面がガラス張りとなった展望風呂からも見下ろすことができるという好立地にあります。季節ごとに表情を変える景色を眺めながらのんびりとつかる風呂は、「氷川郷麻葉の湯」として散策帰りの立ち寄り温泉としても利用されています。
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宿の下の川は夏になると親子連れで賑わうのだそう。(※取材時は台風の影響で川が濁っていましたが〔写真〕、普段は澄んだ清流です。) |
ちなみに、宿の裏からは川辺へ下りていくこともできます。歩きにくい場所もあるので足元には注意が必要ですが、違う角度から見る景色はまた一味違った趣があるもの。川の流れがほとんど感じられないほど穏やかな場所なので、夏には水遊びを楽しむ親子も多いのだそう。
山の幸、川の幸
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地元の食材も取り入れた季節感のある料理が膳を彩ります。 |
お楽しみの料理は山菜や川魚を取り入れた、奥多摩らしい素朴で素材を生かした料理の数々。季節感のある料理もとりいれ、目も楽しませてくれます。寒い季節には鍋に適した若い猪を仕入れているという猪鍋も楽しみの一つに。
刺身は奥多摩やまめのお造りが色も鮮やか。岩魚の塩焼きもつきます。天ぷらでは季節によって奥多摩の山菜や野菜が使われるのだそう。若旦那の奥様のご実家のある青森からとりよせている津軽米がこれらの料理の味をさらに引き立てています。
なお、子供には子供の食べやすいメニュー(ハンバーグなど)を用意できるそうなので、年齢や好みに合わせて予約の際にご相談ください。
翌日は刺身こんにゃく作りを体験!
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刺身こんにゃくは奥多摩では欠かせない料理のひとつ。 |
奥多摩に行くと定食や蕎麦のつけ合わせなどにも出てくるのが「刺身こんにゃく」です。もちろん同宿の夕食の膳にも女将手づくりの刺身こんにゃくが出されました。プルプルとした食感が楽しく、身体に優しいという点でも注目の食品ですが、「三河屋旅館」では宿泊した翌日に手作り体験もできるのです。
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こんにゃくの美味しい食べ方なども教えてもらいながら、和やかなムード。 |
体験は別棟の広間で、目の前で指導してもらいながら作っていきます。工程は比較的単純ですが、包丁や火(コンロ)も使用するので、子供は大人とペアになって作るようにしましょう。
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ガイドも刺身こんにゃく作りに挑戦!材料を言われた順にかき混ぜていくと徐々に弾力が出てきます。 |
「失敗したらどうしよう~」と不安げに話していると「大葉の切り方なんかも個性が出るんですよ。同じ作り方でも、それぞれにオリジナリティが出て面白い。でも失敗はしないから安心してください。」と若旦那。
こんにゃくに弾力が出てきたらタッパーにつめて持ち帰ります。これを家で1時間ほどゆでると硬くなるので心配になりますが、その後、水や氷水にさらして冷蔵庫で冷やすとプルプルの刺身こんにゃくの出来上がりです。
【DATA】
氷川郷麻葉の湯「三河屋旅館」
住所;東京都西多摩郡奥多摩町氷川1414
地図:Yahoo!地図
TEL:0428-83-2027
料金:〔冬期特別宿泊プラン〕2007年12月1日~2008年3月末日
一泊二食付+刺身こんにゃく作り体験
大人:9,800円 / 小学生:大人の50%・70%
3歳~小学生未満: 幼児施設料 2.100円
※申し込みは大人3名以上から。
※年末年始は対象外となります。
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