【2005年3月掲載】※ご利用の際には最新情報をご確認ください。
「手ぶら旅行サービス」とは?
子連れで海外へ、となると面倒なのが大きな荷物。そこで利用したいのが、現在、JALとANAの国際線(※)を利用する方が対象となっている「手ぶら旅行サービス」です。
※サービス対象の条件あり。詳細は各航空会社のHPを参照。
「手ぶら旅行サービス」とは、簡単に言うと「海外旅行に行く時の手荷物を自宅まで取りに来てもらい、預けた荷物は海外の到着空港で受け取れる。」というもの。
現在このサービスは実証実験中です。今のところ“いつまで”という期限は決まっていないそうですが、ご利用時には最新の情報をお確かめ下さい。
どんなところが便利?
子連れで大きなスーツケースを持って移動するのは、気も体力も使いますよね。到着空港まで手ぶらで移動できたら、どんなに便利でしょう。
◆インターネットや電話で予約ができ、自宅などの指定先まで荷物を引き取りに来てくれます!
◆出発の際、空港まで重いスーツケースなどの荷物を持って移動する必要がありません!
◆X線検査の列に並ぶ必要がなく、チェックイン手続きも簡単!
このサービスにはRFID(無線識別方式)という技術が使われています。このRFIDを用いた手荷物タグ(e-タグ)には、利用便名や行き先など様々な情報が書き込まれていて、各チェックポイントでその情報を読み取り、手荷物を識別し、手荷物がどこを通過したかという情報も書き込まれます。これにより預けた荷物の運搬状況を携帯電話やパソコンから確認することもできます。
注意したいのはどんな点?
JALとANAの全ての国際線が対象ではなく(米国路線ならびに米国経由便、他社運航コードシェア便などは対象となりません)、対象となる条件や料金もホームページで詳細の確認が必要です。
また、危険品、貴重品、易損品など、受け付けてもらえない品目があるのはもちろんですが、預けた荷物はEDS(爆発物検査装置)で保安検査を行うため(成田空港のみ)、カメラのフィルムを入れておくと感光してしまうので注意が必要です。
<DATA>
◇次世代空港システム技術研究組合
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