旅館/宿・旅館関連情報

ペットも家族の一員。愛犬と泊まれる和風旅館。 わんこと泊まれる雪見露天の宿

愛犬と泊まれる宿も少しずつ増えてきました。思わずお部屋のわんこを忘れてしまう!?素敵な雪見宿を3軒ご紹介。

井門 隆夫

執筆者:井門 隆夫

旅館ガイド

皆さんのウチでは、わんこ(犬)を飼っていますか?
全国の犬の飼育率は約17%(ペットフード協会調べ)。結構多くの家で犬が飼われていることが想像できます。最近では、ペット同居可のマンションなども増えてきましたよね。
平成15年10月からは、身体障害者補助犬法が施行され、全国の旅館・ホテル全てで盲導犬聴導犬介助犬の受入れが義務化されました。
しかし、ペット同宿可の宿となると・・・まだまだ主流はペンション。
和風旅館は「他のお客様に迷惑がかかる」「客室が汚れたり備品が壊れた場合、費用がかかる」「衛生上に問題がある」等の理由で多くはペット同宿に否定的です。
もっとも最近は「人間の子供もダメ」という宿まで増えてきましたが、根本はペットも子供も「しつけができていないから」というのが共通の理由。確かに、受け入れない旅館ばかりに責があるのではなく、ごく一部の方々の存在により、多くの利用者の門が閉ざされてしまっているような気もします。
ペットと泊まる場合でも、マナーをきちんと守っている方は、ワクチン接種はもちろん、無駄吠えをしない、トイレができるなどしつけを身につけた上、ゲージ、粘着テープ、消臭スプレーなどの備品を持参してきます。万一の場合に備え、宿側がペット損害保険を依頼する場合は加入しておきます。全ての方がそうした最低眼のマナーを守っていただいて、皆が楽しく泊まれる「ペットOKの宿」が増えていくことを願っています。
ただしどうしても、ペットはもとより補助犬でさえ、他のお客様からの苦情がたまに出るそうです。補助犬を社会的に理解できない方には弁明の余地はありませんが、なかには生理的にダメな方もいるからです。
そういう点で、ペット連れの方とペット嫌いの方との同宿するのではなく、当面は分宿が現実的なのでしょう。
それでも最近、ペット好きの方が集まる和風旅館も増えてきました。
それも「犬はゲージに入れて別室で」など中途半端な宿ではなくて、ペットも同じ部屋に泊まれる「ちゃんとしたペット同宿」の宿。
そんななかから三軒、ご主人さまは、あるいはわんこと一緒に雪見風呂なんて洒落込めるおすすめ宿を群馬県からご紹介しましょう。
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