■エクスペディア（日本語）
マイクロソフト社の一部門からスタートし、合併・吸収の後、加盟ホテル数、予約扱い件数など世界最大（断トツ！）のオンライン予約サイト。このサイトではホテルだけでなく航空券やレンタカーの手配も可能で、旅行全体をオンラインで予約したい場合に非常に便利です。
ホテルのラインアップは、部屋数が多く、主要都市にチェーン展開しているホテルチェーンが多く見られます。支払はクレジットカードのみで、予約時に全額引き落とされます。
■ホテルズドットコム
エクスペディアの子会社が運営している。エクスペディアとの違いは、ホテル専門の予約サイトで、ホテルに特化している分扱いホテル数エクスペディアより多く、エリアによってはエクスペディアよりも安くなっています。ホテルだけを予約するならばおすすめです。
支払はクレジットカードのみで、予約時に全額引き落とされます。
■ブッキング・ドットコム
オランダのアムステルダムに本社を置くヨーロッパのホテルに特化した予約サイト。パリ、ロンドン、ローマなどの加盟ホテルは非常に豊富。中国、香港、シンガポールなどのアジアエリアも販売していますが、他のサイトに比べ少々不足気味。
支払はクレジットカードのみで、予約時に全額引き落とされます。
■アゴダ
シンガポールにベースを置き、バンコクとフィリピンにて運営しているオンラインの海外格安ホテル予約サービス会社です。サイトでは、”世界各地のホテル”とうたっていますが、アジアや中近東エリアが充実して、欧米エリアは少々ラインアップ不足。
支払はクレジットカードのみで、予約時に全額引き落としが原則ですが、一部のホテルではホテル出発時に精算。キャンセルポリシーの期限前に取り消しした場合でも15USドルをチャージ。加えて、キャンセル期限以降に予約または予約を取り消しした場合、キャンセルポリシーの記載がない場合、1泊分をチャージされる。
■楽天トラベル
日本最大級のオンラインショッピングサイト楽天が運営する旅行予約サイト。取扱いホテルは18,000軒以上。国内ホテルからスタートしたサイトだが、5～6年前から海外ホテルに着手し、現在進行形だが現在ではかなり充実してきている。
支払は、原則予約時にカードで決済だが、バリ島などアジアンリゾートのホテルで現地払い。予約の変更は出来ず、一旦キャンセルした上で再度予約しなければならない。
どのサイトでも定期的にキャンペーンを実施しており、頻繁に提示料金も変更されます。”賢明な読者”ならもうお判りかと思いますが、宿泊日やホテルを決めている場合、複数のサイトで同じ条件で比較すれば、オンライン予約チャンネルで最高の条件で予約できます。
海外ホテル予約時の注意点
旅行会社やホテル直営の予約センターの場合は、予約から確認書受渡しまで日本語で対応してくれますので比較的トラブルはありません。問題が多いのは、自分で電話やメールで予約した場合です。受取った確認書を面倒がらずにすみからすみまで丁寧に確認しましょう。“提示料金には何が含まれているか、そして何が含まれていないか”を出発前に確認しておきましょう。
オンライン予約で度々発生するトラブルは、キャンセルや変更、事前のデポジット（前金）に関わる条項です。”一度予約をすると、一切返金しない”Non Refundable)という予約もあります。通常価格よりかなり安い場合は、その裏に必ずその”理由や事情”があります。“一度この料金で予約すると変更やキャンセルが出来ない”とか、“予約成立時に１泊あるいは総料金の50％をカードから引き落とす”などの“条件”が付いている場合があります。予約完了の“クリック”をする前に、これらを必ず確認しましょう！
旅行会社に頼らず自分で手配すると、”自分で旅行をプロデュースする”、という満足感があります。しかしながら、その裏側には”いくつ物落とし穴”も存在しています。貴女の海外旅行を最高の思い出にするために、”確認と準備”を忘れないで下さい。
