スパメニューに迷ったら?
ボディトリートメントか、フェイシャルか、それともパッケージか……? だいたいの希望はあらかじめ決めておくといいでしょう。それから、レセプションで簡単なコンサルティングを受け、アナタにおすすめのメニューを提案してもらいます。それでもどれにしたらいいか迷ってしまったら「シグネチャートリートメント」を選ぶのも一案です。シグネチャートリートメントはそのスパのいちばん自慢のメニューであり、看板であり、個性でもあるからです。悩んだら、「シグネチャートリートメント、プリーズ」です!
予約時やカウンセリングで伝えておきたいこと
フィリピンのザ・ファームではドクターがカウンセリングを行います |
■アレルギーの有無
アレルギー体質の人は、事前に伝えましょう。チョイスしたトリートメントで使われるプロダクツにアレルゲンが含まれている場合、トラブルが起きてしまいます。
ザ・サロジンのパスウェイズ。2人のセラピストによるフォーハンド・マッサージ |
カウンセリングの問診票で、治療中の部位や病歴(高血圧など)、妊娠中か否かなどが問われます。ゲストの状況により、セラピストが触れることで悪化させることになりかねません。ここは正直に申請を。
また、触れてほしくない場所というのも、人によって異なります。「くすぐったいから」という理由もあるでしょうが、私の場合、腰の一部のツボを押されてギックリ腰になった経験が。あれはトリートメントが原因なのか、不明ではありますが、それ以来、そこだけは触らないようにお願いしています。
ヴィシシャワーなど特別な施術には専用ルームが@シルキーオークス・ロッジ&ヒーリング・ウォータースパ |
カップルや女性ふたり向けに、二台のベッドを置いたカップルルームを用意しているスパは比較的、多いです。トリートメントを一緒に受けることが安心につながることもありますが、逆に隣の相手が気になってリラックスできない場合もありますよね。シングルルームを希望する場合はその旨を伝えましょう。また、トリートメントによってはその施術専用のお部屋に限られるケースもあります。
女性ならではの細やかな手技が心地いいバンヤンツリー・プーケット |
セラピストは女性に限ったお仕事ではありません。男性もいます。事前に「女性、男性、どちらのセラピストを希望しますか?」と聞いてくるスパもあります。強めのマッサージを希望するなら男性を。素晴らしい技術の持ち主と出会えたりします。とはいえ、上半身ハダカでいるゲストの身としては、セラピストが見えないようにタオルなどで隠してくれたとしても、気になるもの。やっぱり抵抗があるという方は女性のセラピストをリクエストしましょう。