ロマンティックなシチュエーションのディナーで特別な夜を
食事は、シチュエーションが大切です。キレイな海が目の前に広がるオンザビーチなら、たとえフランスパン&ワインのみでも、贅沢に感じるものです。それが大好きな人と一緒のディナーだったら、美味しさも倍増! ここではワタシが体験した(残念ながら、仕事で)、シチュエーションが個性的な食が楽しめるリゾートをご紹介しましょう。水深5mの海の中でお食事なんて、そうそうできる体験もんじゃなし! |
水深5mの海中に築かれたレストラン、イター。ドームを半分に割ったような、ガラス壁の向こうに広がるのは、モルディブの美しい海。昼間は光が揺らぐ水中を、夜はライトアップされた水中を、愛でながら食事ができます。メニューは西洋の食材とモルディブのハーブやシーフードをふんだんに使ったコンテンポラリー・モルディビアン・クイジーヌ。
洋上にポツンと建つガゼボでふたりだけのサンセットを |
リゾートの沖にぽつんとガゼボが浮かんでいるのですが、そこで二人だけのディナーを楽しめます。サンセットに合わせて、船でアプローチして、ガゼボへ。水平線に沈む夕陽を眺めながら、二人の時間を楽しめます。まさに360度、海の状況!
サンドバンクでのダイニング・バイ・デザイン。リクエストした場所で食事ができます |
リクエストした場所、どこにでもディナーをセッティングしてもらえるサービス、“ダイニング・バイ・デザイン”。おすすめは干潮時に浅瀬に姿を現すサンドバンクでのディナー。テーブルの周囲にトーチをたてて、遠くに浮かぶ島影を眺めながら、本格的な料理をいただきます。アナンタラ・プーケットにもこのサービスがあり、シェフにうかがったところ、「ボートをチャーターして洋上で、あるいはプールの中でもセッティングしますよ!」と。ただし、予算に応じて……ですが。
岩の上やオンザビーチ、ゴルフコース内でも設定OK |
ビーチ近くの岩場にテーブルをセッティングする“ディナー・オン・ザ・ロック”。打ち寄せる波音に包まれながらディナーをどうぞ。ゴルファーならば、ゴルフコース内の海が目の前に広がる8番ホールでいただく“ディナー・アット・8”というのも、一案。
ジャングルを切り拓いてテーブルを準備していました |
こちらのバトラーは喜ばせ上手。ワタシはヤシ林の中にテーブルをセッティングしてもらいましたが、ジャングルの中にキャンドルを並べてせっせと準備している様子を見かけました。アイデアを思いついたら、バトラーにリクエストしてみてくださいネ。
滝のしぶきを感じながらランチ |
自然を肌で感じながら、優雅な滞在を供してくれるザ・サロジン。“イマジニア”というスタッフが、ゲストの夢をかなえてくれます。ワタシは熱帯雨林のトレッキング後、川沿いでご馳走がずらりと並ぶ本格ランチを体験。滝のすぐ脇でいただくピクニック・ランチも評判です。
シェフが目の前で仕上げてくれます |
1日2組限定のオンザビーチのディナー。籐いすを海に向かってセッティングし、シェフがその場で料理をサーブします。サンセットが圧巻で、ミクロネシアでは数少ないオンザビーチのディナーでしょう。
■多くのモルディブのリゾートでも……
ほかにもモルディブのリゾートには、オンザビーチ・ディナーがリクエスト可能なところがかなり多くあります。オンザビーチのみならず、無人島だったり、船の上だったり。滞在する前に、たずねてみるといいでしょう。