一般的にお参りの時期は、男の子では生後31、32日目、女の子では32、33日目がよいとされています。しかしこのような日にこだわる必要もなく生後30日前後で穏かな天気の日を選べば問題ありません。 |
皇太子夫妻の代理が、ご誕生とご命名を宮中三殿に奉告、そして先帝の御陵へもご代拝します。
■官報公示・皇統譜(こうとうふ)にご登録
宮内庁長官が、お名前とご称号を官報に公示し、皇統譜にお名前や生年月日などを記入し登録します。
■賢所、皇霊殿、神殿に謁するの儀
賢所(かしこどころ)皇霊殿(こうれいでん)神殿(しんでん)に謁(えっ)するの儀(宮中三殿に謁するの儀)は、ご誕生から50日目以降に宮中三殿に初めて拝礼される儀式です。これが一般にあたるお宮参りです。男の子では生後31、32日目、女の子では32、33日目がよいとされています。
※お宮参りとは
その土地の守り神である産土神(うぶすながみ)に赤ちゃんの誕生を報告し、健やかな成長を願う行事です。昔は、氏神さまに参拝して新しい氏子(うじこ)として神さまの祝福をうける行事とお産の忌明けの儀式の意味合いもありましたが、現在では無事に生まれた感謝と健やかな成長を願う行事となっています。
詳しくはガイド記事「お宮参り」をご参考までに!
■お箸初(はしぞめ)の儀
ご誕生から120日前後にお箸初めの膳をお出しします。一般でいう「お食い初め(おくいぞめ)」。かゆに浸したお箸を赤ちゃんのお口につけます。
※お食い初めとは
子供が一生、食べ物に困らないように願い赤ちゃんに食べ物を食べさせる儀式。この時初めてお母さんのお乳以外の食べ物を口にします。ただし口にするといっても、食べるマネをするだけ。
お食い初めの儀式は地域によって違ってきますが、詳しくはガイド記事「お食い初め」をご参考までに!
参考文献 「総合ウェブページ」中野文庫 より
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いかがでしたか?赤ちゃん誕生後には、こんなにもたくさんの儀式が待ち受けています。皇室でも私たちと同様のことを行っているのですよね。新しい生命が誕生する喜びを皆で分かち合いましょう。
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