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会席料理のマナーをチェック(2ページ目)

西洋料理のテーブルマナーの講習会はあっても、和食のマナーを学ぶ機会があまりありませんよね。ガイドと一緒に和食マナーを勉強しましょう!

中山 みゆき

執筆者:中山 みゆき

冠婚葬祭ガイド

一般的な和食のコースのながれ・いただき方

和食
食べ方にもいろいろマナーがあります。覚えておくといざと言う時に役立ちます。

■前菜(お通し 突き出し、先付)
お酒と一緒に味わうおつまみ的なもの。

■吸い物
前菜やお酒のあとに口の中をさっぱりさせる役割があります。
※お椀のふたの取り方
左手でお椀をしっかりと持ち、右手でふたを取り、裏返し、お椀の右側に置きます。食べ終わったらふたを元に戻すこと。

■刺身
食べる順序に決まりはありませんが、手前から食べる方がスマート。ツマも食べてOK。

■煮物
大きいものや、すべりやすいものは、器の中で箸で切ってからいただくとよいでしょう。

■焼き物
魚の骨はどうするの?
指で骨をつまんで出すのはNG。左手(懐紙)で口もとを隠して、箸でつまみ出します。器の端に寄せておくとよいでしょう。

■揚げ物
大根おろしを天つゆに入れて軽く混ぜます。手前からまたは、上から取り、天つゆの器を手に持ち、さっとつけていただきます。

■酢の物

■ご飯・汁・香のもの(お新香、漬物) 
コースの締めくくりの意味があります。ご飯と汁物は交互にいただくといいでしょう。香のものは、その間にいただくように。ご飯の上にのせて食べるのはNG。


食べ方に関しては、ご家庭で食べる和食マナーとも変わりません。「それもちょっと不安…」という方は、こちらの記事をチェックしてくださいね。


※会席料理には、他に蒸し物(茶碗蒸し、酒蒸し)、水菓子(果物)がつくこともあります。

和食コースを粋にこなす、懐紙

無理に持っていなくても、あれば便利な懐紙。二つ折りになった和紙のことで、正式には懐中紙といい、茶道具店などで販売しています。着席したら座席の下や膝の上にさりげなく置いておくとよいでしょう。

■懐紙の使い方いろいろ
  • 口もとや指先、箸やグラスの汚れを拭く。
  • 焼き魚など手で直接骨を押さえたりせず、懐紙を使ってスマートに(手が汚れません)
  • 汁気の多いものの受け皿として。
  • 取り皿の代わりに。
  • 皿に残った骨や殻などの食べ残しを包んで皿に置く。
  • 残った料理を懐紙に包んで持ち帰る。

    ※使用後は小さくたたんで、持って帰ります。


    <関連サイト>
    ・和食マナー、基礎の基礎Q&A
    ・マナーで美人に魅せる。立食パーティー立ち振舞い
    ・知らず知らずしていませんか?NG箸使い
    ・All About [和食づくりのコツ・レシピ]いざというとき役に立つ和食のマナー
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    ※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。

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