母子ともに健康であることを確認してからお祝いを

新しい生命の誕生をお祝するのが出産祝い。出産という大仕事をやり遂げたお母さんに”ご苦労さん”の意味をこめてプレゼントしましょう。特に出産祝いを贈る際に、気をつけたいことは無事誕生したかということ。母子ともに健康である事を確認してからお祝いを贈るようにします。

出産後すぐにお見舞いしていい?

現在では病院で出産し、産後1週間は入院している場合がほとんど。赤ちゃんが生まれたといってすぐに駆けつける事は控えたいものです。出産という大仕事をやり遂げたお母さんには休養が一番。お見舞いは身内以外はなるべくさけます。どうしてもお見舞いに行かれる場合は、長居はせず早めに引き上げること、大人数でいかない、男性は遠慮しておく、などの配慮が必要。

贈る時期は?

一般的に、お祝を贈る時期は生後7日から1ヶ月ぐらいまで。ただし、万が一で産後の状況がよくないなどの場合もあります。母子ともに健康であることを確認してから贈るようにします。いろいろな状況を考えて、筆者は生後2~3週間後を目安に贈るのがベストだと考えています。

この頃は、ちょうど退院してすこし落ち着いた頃です。それでも当分の間は育児でてんてこ舞いの状態。そこにお祝いの品をすぐに持参するのはあまりいただけません。経験済みのお母さんお父さんならおわかりでしょうが、赤ちゃんは朝も夜もありません。好きなときに起きて、好きな時間に寝ます。

朝と夜が逆転したりすると徹夜でお付き合いしなくてはいけません。そのような状態で母親はいつも眠い、疲れた状態であることはお分かりだと思います。毎日が大変忙しいので親しい間柄ではないのであれば品物はデパートなどから発送する方がいいでしょう。

時期を逃した場合は?

半年近くたってから出産を知った場合にどうしようか、迷う場合があります。この場合でも出産祝いを贈られても問題ありません。ただし、出産後1年近い場合は、出産祝いでは不自然なのでその場合は「誕生祝い」とします。 

身内から贈る

姉や妹など身内が出産した場合のお祝は、実用性を一番に考えます。すぐに着られるベビー服などやギフト券などです。祖父母からは、ベビーベッド、ベビータンス、ベビーカーなどの高額な贈り物が贈られる事が多いようです。

目安は3~5万円ぐらい。その他の身内は5千円~2万円ぐらいが目安でしょう。身内なので直接本人にほしいものを聞くのが一番です。最近では、ベビーベットもレンタルする場合も多いのでよく相談して、無駄の無いようにしましょう。

兄弟・姉妹のお祝いの目安は、2万円ぐらい。
伯父・伯母・いとこのお祝の目安は、1万円ぐらい。

参考:母方の実家からはベッドやベビードレスが多いようです。また、父方の実家からは、現金を贈るケースが多いようです。両方の実家のつりあいがとれるよう、また無理の無いように贈ります。

友人・知人から贈る

出産祝いは、ベビー服やおもちゃ、絵本、アルバムなどいくつあっても無駄にならないものを選びます。すぐに使うものはすでに準備されている場合が多いです。特にベビー服は半年から1年後に使う事を見越した品を選ぶことがいいでしょう。

しかし、これらの品は定番なのであちこちで贈られれる場合もあります。紙おむつなどの消耗品も喜ばれますが、サイズやメーカーなどにこだわるお母さんもいらっしゃいますので注意が必要。

気心のしれた友人なら何がほしいか聞くのが一番。「予算、○○ぐらいなんだけど、何がいい?」と思いきって聞いてみましょう。そこまで聞けないないなら、好きなものが選べる商品券、現金を贈るのも一つの方法です。商品券もなかなか外出しにくい場合が考えられる場合は現金が無難です。

友人・知人のお祝いの目安は3千円~1万円。
上司・同僚などは連名で5千円ぐらい。

仲人から贈る

仲人としての立場もいろいろあります。頼まれ仲人であれば出産祝いのお手紙を出す程度で十分です。あらたまったお祝をするとかえって気を使わせることも考えられます。一生お付き合いをするような関係ならお祝をします。その場合、贈る時期はお宮参り前後で、贈る金額は1万円を目安に、贈る品は記念になるようなものがいいでしょう。また、品物が決まらない場合は、現金やギフト券でもマナー違反にはなりません。

目安は1万円。お中元、お歳暮をいただいている場合は、少し多めに。 

第二子からのお祝いはどうする?

第二子以降に生まれた子供でも、最初の子と同じようにお祝いするのがマナー。どうしても最初の子にくらべてお祝いも地味になりがちですが、同じようにお祝してあげましょう。

また、贈る側と贈られる側の子供の数がちがう場合でもお祝いはちゃんとしたいもの。自分のところが一人で、たとえ相手が三人目でもお祝いをすることが、おつきあいをスムーズにしていく秘訣です。

友人の出産と、友人のお母様の不幸が重なった

慶事と弔事が重なった場合には弔事を優先させるのが基本です。このような場合は弔事を優先させます。お通夜、葬儀に参列するか、お悔み状を送ります。お祝いは、相手から忌明けの挨拶が届いてからにします。四十九日以降まではお祝いは遠慮します。

御祝い金品を贈る場合の贈答様式

・表書きは
「御祝」「御出産御祝」「御安産御祝」
「御初着」…初めて着せる産着を実家から贈る時に

・水引は
祝儀袋は白赤(5本か7本)、結びは花結び(蝶結び)または鮑結びを用います。
のし紙は結びは花結び(蝶結び)、水引は白赤を用いるのが基本です。のしはつけます。
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