現在と違って昔は村の長老や、人望のある方に命名を依頼していた時代がありました。現在でも親戚の年長者、仲人、尊敬する人などにつけていただくケースもあります。これを「名付け親」といいます。おじいさん、おばあさんなどのいろいろな意見を取り入れ最終的な判断で両親がつけるようにしましょう。赤ちゃんの名づけに関するサイトもありますので参考にしてください。
●お七夜の祝い方
お七夜のお祝いは命名披露ですので、最初に命名式を行いそれから祝宴を行います。ちょうど出産から退院する直後ですので退院祝いも兼ねます。お祝いの膳として一般的なのは赤飯や尾頭付きの魚などです。また、招待する人は昔は、親戚や仲人、名づけ親など大勢でお祝いしていましたが、現在では両家の祖父母など、ごく内輪で行うのが一般的です。
<ひとこと> 皇太子さまが、雅子さまの検診や入院の際に付き添われたことは、今までに皇室であまりなかったことと聞きます。現代の出産・育児が母親だけでなく、夫婦で協力していくものになっていることを反映しているんだと思いました。筆者はこのごく自然なやさしいきもちに好感をもちました。また、皇太子妃雅子さまが無事、女の子を出産されたことは、不況、最悪の失業率、米同時テロ、狂牛病など、沈みがちな現代の社会を明るくする契機となることを希望したいものです。 また、ご出産の発表を受けて大手百貨店は、お祝いの垂れ幕や花を飾ったり、皇太子さまと雅子さまの記念写真展を企画したりと、祝賀ムード一色になりました。今回企画されている記念写真展は、皇太子ご夫妻の婚約や内親王誕生までの報道写真を集めた「新宮様ご誕生おめでとう!写真展」(三越)などで近く開催されます。高島屋ではバラ(皇太子殿下と雅子さまのご成婚を記念して命名された「マサコ」という品種)の苗木をチャリティー販売するそうです。売り上げの一部は、世界の子供たちを救う民間援助団体に寄付されます。また、ホームページで、お祝いメッセージの記帳を受け付ける(和光堂)などもあります。 |
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