防災/防災関連情報

コンビニエンスストアの災害時の利用法(2ページ目)

今や都市生活では欠かせない、コンビニエンスストア。災害時には実に頼りになる存在であることをご存知だろうか。街の安全ステーションを目指しているコンビニの賢い使い方について考えたい。

和田 隆昌

執筆者:和田 隆昌

防災ガイド

コンビニの具体的な利用法

ポリタンク
帰宅支援を行うコンビニエンスストアであることを示すステッカー、トイレの使用、水道水を配給してくれます。
具体的な利用法としては、災害時の帰宅コース上に、どこにコンビニエンスストアがあるかを調べておくといいでしょう。もちろん実際に歩いておくことが重要です。ぜひ一度、徒歩での帰宅にトライして、コンビニエンスストアの帰宅支援ステーションのマークを確認しておきましょう。

また、近隣のコンビニエンスストアに、非常時に必要なものを扱っているかどうか確かめておくこともいざという時に役に立ちます。ガムテープ、油性マジックインク、ウェットティッシュなどは災害時初期に様々な用途に利用できます。

もっとも重要なことは、電気、ガス、水道、交通機関が一定期間止まったと仮定して、どのような状況になるかを想定して準備しておくことなのです。

大災害時にライフラインが止まったとき、コンビニエンスストアが無事であれば、大変頼りになるセーフティステーションになります。徒歩での帰宅を余儀なくされた場合には、遠慮なく帰宅支援ステーションマークのあるコンビニエンスストアに立ち寄りましょう。大型ショッピングセンターやデパートなどは大災害時には機能を回復するのに時間がかかることも考えられます。コンビニエンスストアで手に入る商品の中にも非常時に役にたつ商品が数多くあります。非常時に何が必要になるか、コンビニエンスストアの品揃えを見て考えてみることもひとつのサバイバル技術ではないでしょうか。



【関連サイト】

目指せ!まちのセーフティステーション
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