皆さんはご家族での「防災会議」はお済みでしょうか?簡単な事からでいいのです。そういう場を家族で持つ事が重要ですので、「まだ」の方も、「準備万端」の方も、防災の日を機会に、まずは家族の安否を確認し合う方法を考えてみましょう。
次ページでは『張り紙』での連絡方法があります。

大きな地震が発生すると、電車や高速道路などの交通機関は麻痺します。今では無くてはならない物の一つ、携帯電話も安否確認、見舞、問合せなどにより回線が込み合ってしまい、使用が困難になるでしょう。一般の電話回線も同様です。震度6弱以上の地震が発生してこのような状況になると、NTTでは被災地内の電話番号をメールボックスとして安否等の情報を音声で録音、再生可能にするボイスメール171災害用伝言ダイヤルを設置します。

これは是非覚えておきたい存在ですが、自分だけが知っていても意味のないモノです。連絡用に使用する為には、電話番号を登録しなければなりません。災害時にいくら伝言を入れても相手が知らなければ聞く事は出来ない、ということになってします。逆に、幾ら伝言ダイヤルでメッセージを聞いても、被災地で伝言を入れていなければ、当然何も情報は入っていません。きちんと家族での話し合いをして、親戚や親しい間柄の方々とも、登録する連絡用の電話番号は、どの番号にするのか話し合う必要があります。

通常の状態で有れば「あれ?違うな」といってかけ直せば済みますが、被災時に電話連絡をしようとするのは「自分だけではない」のです。繋がりにくい、順番待ちをしている等の状況では、一度の電話に相当の時間を費やす場合が考えられます。何度も電話を掛けるのは時間の無駄。その分、食料の調達などに時間を回せるように、あらかじめ『171』に登録する番号を決めるのです。「自宅」「実家」「会社」など、連絡を取りたい相手によって当然登録する番号が変わりますので、ご注意を。

▼防災豆知識

以前は、プリペイドカード(テレカなど)方式の公衆電話は停電になると使用できなくなってしまい、コイン式の公衆電話は、コインが満杯になった時点で使用できなくなってしまいました。しかし、NTTのその後の対策により無料化措置が行われると、被災地に限り公衆電話が無料となります。

この措置をNTTが実施した場合、グリーンのアナログ公衆電話なら緊急ボタンを押し下げるか10円玉などのコインの投入(通話後コインは返却されます)で、デジタル公衆電話ICカード公衆電話ならテレホンカードやコインを使わずに受話器をとるだけで通話できるようになります。

この措置が取られるまでは、公衆電話の使用や171災害用伝言ダイヤルの使用は通話料のみ必要なので、10円玉、100円玉などの小銭は、少なくても数千円分は用意しておきましょう。

『171災害用伝言ダイヤル』の使用方法

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