家事/家事関連情報

キレイに仕上げるラクラク洗濯システム(4ページ目)

お洗濯のきほんシリーズ第2弾は、汚れを落とし、シワをつけずにすすめる「洗い」についてです。ラクポイントはお洗濯システムづくりにありました!

毎田 祥子

執筆者:毎田 祥子

家事ガイド

シワを予防する洗い方

シワなく洗い上げられたらラクだし気持ちいい!
嫌われがちな家事のひとつ「アイロンがけ」をせずにすますためにも、気持ちよく着るためにも、洗うときにできるシワを防ぎたいものですね。そのためには、各工程で洗濯物どうしがからまるのを防ぐ対策が大切です。

・ 洗いジワをつけない
洗うときには、袖がからみやすいシャツ類は軽くたたんで洗濯用ネットに入れます。ボタンがついているものは、洗濯中にはだけないよう1,2ヶ所はめておきましょう。

・ 脱水したらその分だけシワがつく
脱水はすればするほどシワが深くなるので、シワを防ぐ意味では時間を少なめに。シーツやYシャツは1~2分の脱水で濡れ気味のまま干すとシワがつきにくく、さらに、きちんと干せば重みできれいに仕上がります。

また、形態安定加工シャツは30秒くらいの脱水時間が正しい干し方。濡れたまま干す(ドリップドライという干し方)ことで、形が整うものです。

・ 脱水済みの洗濯ものはすぐ取り出して干し場へ
脱水済みの洗濯物はすぐに取り出さないと脱水シワが深くなります。とりだしたらすぐ、シワがつかない程度にたたむのがベスト。たたまないまでも、シワがつかないように重ねて運びます。

・ 干し方もひと工夫
シワをピシッとのばして干します。グッズを利用したり干し方を工夫したりする方法も。干し方については次回におとどけします。

・ 乾燥機のばあい、一度取り出して入れるとよりきれいに
乾燥機を使うばあい、洗濯ジワを一度のばしてから再スタートするとよりきれいに仕上がります。


・ 乾燥機は終了後すぐに取り出さないとシワができる
乾燥が終わった洗濯機内はまだ熱く湿気もあるので、乾燥が終わった洗濯物はすぐに取り出さないと湿気がもどってシワがついてしまいます。外出時にセットするなら終わり時間に帰宅できているよう、タイマーでコントロールを。


* * * * *



「洗う」の部分は、お洗濯のなかでも好きな人が多い工程です。もっときれいに、もっと長く着られるようになるのですから、+ちょこっとの手間をかけてあげられると自分も家族も気持ちよく毎日を過ごせますね。



次回は嫌いな家事上位の常連「たたんで片付ける」をラクにする「干し方」「たたみ方」などについて、6月10日ごろにお届け予定。さらにその次の週には番外編で「室内干し」についてお届け予定です!


■こちらもおすすめ
* 『いつする?洗剤は何種類? お洗濯のきほN(1)』

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