裏返して洗う?表のまま洗う?
木製の洗濯板はプラスチック製より落ちが良いといわれます |
裏返しの効用はほかにも「縫い合わせ部分が外側になるほうが乾きやすい」「衣類が傷むのや色落ちを防ぐ」「他へや他からの色移りや毛羽移りを防ぐ」という点があります。
ただし、表の汚れが気になる時は表面のままがよいと思われます。
部分汚れは予洗いが効果的
衿や袖、泥汚れなど、目立つ部分汚れやシミがあるときは、あらかじめ手洗いやつけ置きをしておくと、洗濯機にかけたときに汚れが落ちやすくなります。汚れの対処法は以下のようなものがあります。
・ 汚れている部分に洗剤をつけて洗濯用ブラシでシュシュっと。一方向に擦ること。
・ 洗濯板を使って、こすったり、衣類を置いて上からブラシングする。
・ つけ置き洗い;ぬるま湯で薄めた洗剤液に汚れた衣類を15分から一晩(洗濯絵表示に長時間濡れたままがダメとあるものは短めに)つけておく。市販の部分洗い用洗剤(「エリ・ソデ用」など)を塗っても同様の効果が。浸け置き後は、液ごと洗濯機へ。
できてしまったシミは・・
シミは応急処置をする事でちがいますが、洗濯物のなかから見つけてしまった、できてすぐでないシミはちょっとちがいます。大事な衣類なら何もせずにクリーニングへ直行した方が無難。シロウトが色々やってから持っていくとかえって落ちにくくなるといいます。
自分で落とすばあいは、基本的に水溶性・油性・水油性の3種類なので種類によってやり方をかえて。
コーヒーや醤油など水溶性はのシミは、水をつけてタオル等でたたいて色を移しとります。水でダメなら洗濯用石けんなどを使って。カレーなど油性のシミは下にタオル等をしいてベンジンでシミ部分をたたいて移しとってベンジンをとばした後、水溶性と同じ処理をします。水油性シミはタオル等を敷いて、中性洗剤を綿棒などに含ませて上からたたいてうつしとります。
さて今度は次ページで、シワをつけないお洗濯のコツをチェックしておきましょう。