仕分けからはじまるラクラクお洗濯
仕分けできる分別カゴを常備しておくのもテ! |
仕分けてラク!きれい!
洗濯物は、色落ち・型くずれなどを考えて、洗い分けするか、または色柄ものを洗濯用ネットに入れるといった対策をとると、傷みを防ぐことができます。そのための仕分けは、洗う前、できれば、脱いだときからしておくと効率的。仕分け方は、衣類を大切に扱う意味から、「白っぽいものと、黒赤系など色の濃いもの」、「普段着と、おしゃれ着やニット類を別にする」が一般的で、さらに、乾燥後の収納の効率まで考えて、「人別に分けてネットに入れておく」という人もいます。
洗い分けか洗濯用ネット対応かなど、自分なりの仕分け方を決めたら、脱衣カゴや洗濯ネットを脇に常備しておき、脱いだ汚れ物をそこへ入れるよう家族が協力。ポケットのゴミを捨てるゴミ箱もそばにおいてみんなが注意する・・・。
そんなシステムがちゃんと流れるようになれば、洗う人はラクになりますね。もし家族の協力がイマイチでも、これらの準備をしておけばラクです。
ネットに入れる、
裏返しにする、
色や種類で仕分けした洗濯物はさらに、特に傷み、型くずれ、色移りをしやすいものは洗濯用ネットに入れたり、裏返しに(泥や油汚れなど表面が汚れがちならそのまま)しておくとよりキレイに仕上がります。なお、これらは次の日などすぐに洗濯をする場合で、一週間分をまとめて洗う方は、汚れ物が湿気で傷むのを防ぐ意味で、ネットに入れるのは洗う直前がよいと思われます。
洗濯ネットを使いこなす
ホームセンター等に迷うほどたくさんの種類がならんでいる洗濯ネット。仕分けに便利なだけでなく、「衣類が傷むのや色落ちを防ぐ」「他へや他からの色移りや毛羽移りを防ぐ」「他の衣類とからみにくく、シワ防止になる」といった長所があります。汚れ落ちのパワーが少々減りますが、大切な衣類を守るためにはやっぱりおすすめです。
ちなみに、洗濯ネットの種類には、セーター用、シーツ用、Yシャツ用、ブラジャー用やストッキング用など用途別にデザインされたものや、多用途の大小ざまざまな大きさのもの、目の粗いもの、細かいもの、などがあります。
目の細かいものはデリケートなものや、タオルなどの毛羽をつけたくないものを、目の粗いものはシワ防止のためのものを入れるといったように使い分けるとよいですヨ!
さて次ページで効率をあげる汚れ落としテクニックをご紹介します。