水切れがよいので効率的です。 |
グッドデザイン賞など多数受賞の『ののじ』
『ののじスーパー穴明きオタモ』を製造販売している(株)レーベン販売は、じつは学校給食の調理や配膳に使う器具を扱っている会社。グッドデザイン賞などを多数受賞している『ののじ』シリーズは、子どもが食べやすいスプーンの開発からはじまったのだとか。子どもからお年寄りまで使いやすいものをと追求されたユニバーサルデザインだから、だれにとっても使いやすいわけですね。今回はオタモについて色々気になることを(株)レーベン販売広報の浅沼さんに伺いました。Q.「オタモ」は不思議なネーミングですが、シャモジとお玉の造語ですね?
------手首を返す動きがしゃもじを使用するときと似ているからです。オタモが、手首を少し返すだけで、すくう・よそう動きが可能になったのは、一般のしゃもじとは違い、そこにお玉のまるみを持たせたからです。
Q.どのように開発されたものでしょうか?
------水切れが良く、目詰まりをなくすためには、という点から、穴の大きさ、配列、カップ部の深さ、角度等、様々な調査など、研究を重ねました。学校給食の栄養士や調理師等プロの意見を開発に反映しています。
学校給食等の業務用として販売を始め、昨年7月、販売を全国に拡大、順調に売上げを伸ばしています。
Q.パッケージに「穴がちがう」とあるのですが、これはザルの穴とは違うという意味ですか?
------767個の穴(大サイズ)は丸型パンチングメタル方式で、穴底も入念な磨き仕上げでザラつきがありません。だから引っかかりがなく水切れ抜群なのです。また、穴は中央部だけで、カール等外枠が無いので、汚れの溜まる場所がないのです。
Q.スーパー穴明きオタモは小サイズでも大きく、買う時に迷いましたが、一般人の売れ筋はどのサイズですか?
------売れ筋は大サイズです。一見大きいように見えますが、ご家庭で使われる鍋類の大きさに丁度良い大きさだと思いますが、お使いになられていかがでしたでしょうか?
(ガイドも鍋にちょうどよい大きさは「大」だと感じました)
さて、パッケージにはたくさんの利用例が紹介されていて、並々ならぬものが感じられます。そこで次ページでは、おすすめの使い方や『ののじ』の名の由来などについて聞いてみた内容をご紹介します。