初めて家計簿を付ける人にとって心強いのが、 開くと最初に「使い方」のわかりやすい解説ページがあること。
そして 既に家計簿に馴染みのある方にとっても、初めての方にとっても、 全体が自分流にアレンジしやすい構成になっているという点が、 この家計簿の使いやすさのポイントだと思います。
たとえば最初にお話しました「費目」についてですが、 使い勝手のよい&よく考えられた費目がやや少なめに設定されており、スペース行も適度に用意されています。
そして行の幅が広いのでとても記入しやすく、細かく書き込みをしたいときにも便利です。
思えばわたしは、自分がより使いやすいように毎年少しずつ手を加えて使っています。 だから自分にとっての使いやすさがどんどん増し、年を追うごとにますます手放せない家計簿になっていきました。
また、長く使うということは、見返すことも多くなり、保管期間も長くなることに繋がっていくわけですが、 硬質のビニールカバーが施されているのので、とても丈夫な点もうれしいです。 長期間使っているうちに表紙のすみっこなど紙がボロボロッなんてことがありません。
さらに表紙裏にあるポケットは、一時的に保管しておきたいメモ類を ちょこっと入れておくのに便利。(※ただし、レシートをためこむのはやめましょう。。。)
そして2本のしおりが付いているのも細かい気配りを感じてしまうのです。 わたしは、1本は日日の記帳欄に、もう一本は年間収支記録表にはさんで使っています。
これらは家計管理としては関係のない部分ですが、 家計簿は毎日、そして長く使うものですから、 上質で便利なプラスアルファはうれしいものだと思いませんか。
手に取り、ページを開き、記入するのが楽しくなるような家計簿だったら、家計簿付けはきっと長続きします。
購入する際には、お店に並んでいるさまざまな家計簿たちを開いてみてください。 そして、じっくり中身をチェックして、それぞれの家計簿を見比べ、 自分にとっての最適な一冊を選んでくださいね。
そんな最適な家計簿と出会うことができたなら、家計簿を開く時間は楽しいものになり、 ずっと長く家計簿を付け続けることができるはずです。
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