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おひな様の飾り方&しまい方(2ページ目)

大切なおひな様は大切な思い出。きれいに飾って、丁寧にしまいたいですね。おひな様の飾り方としまい方のポイントを、ひなまつりの由来とともにまとめました。

執筆者:上高 千恵子


 おひな様の飾り方 
時期   節分(2月3日)を過ぎてから2月中旬にかけての、大安や友引などよい日を選んで飾ります。
場所   直射日光が当たらず湿気の少ない、振動の少ない部屋に飾りましょう。
ペットが入る部屋やほこりがたちやすい場所は避けましょう。
飾り方   上の段から順番に飾ると、手際よく美しく飾ることができます。
左右中央のバランスを取りながらきれいに配置していきましょう。

最上段お内裏様とお雛様
左右の位置は、地方によって多少異なります。 関東ではむかって左が男雛、むかって右が女雛、京都や伝統的な飾り方ではこの逆となりますが、 どちらが正しいということはありません。 土地の習慣や伝統、家庭に合わせた位置で飾りましょう。

二段目三人官女
両端の官女は立っていて、真中の官女は座っています。 むかって左から 銚子、三方、長柄の杓を持っています。

三段目五人囃子
むかって左から太鼓・大皮・小鼓・笛・謡の順で飾ります。

四段目右大臣と左大臣
むかって左が右大臣(若い方)、むかって右が左大臣(年を取っている方)となります。

五段目三人仕丁
むかって左から台傘、沓台、立傘を持っています。 それぞれの表情は「怒る」「泣く」「笑う」。 (京都風は箒、熊手、ちりとりを持っています。)

六・七段目調度品
御所軍や御駕籠,、貝桶などの婚礼調度品を飾ります。
道具類や附属品はセットによって内容が異なりますので、パンフレット等を参考にして飾りましょう。
飾る時の注意点   ・ 飾り付けを始める前に、まずは念入りにお部屋のお掃除を! ・ お人形の顔に直接手を触れないようご注意!
手の脂や汗・ハンドクリームなどが触れることで、お人形の顔や手に変色したシミができてしまうことがあります。 爪にも注意が必要です。気になる場合は、手袋を使うようにすると安心ですね。
「飾る前」と「飾った後」のおすすめポイント ・ お人形や調度品をを箱から出す時に、箱に何が入っていたのかを記しておくと、 しまう時がスムーズです。 ・ 飾り終わったら写真を撮っておきましょう。 次の年にそれを見て飾ることができるので、とても便利です。
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          CHECK
ひなまつりの由来 CHECK
おひな様のしまい方
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