小動物/ペットのしつけ

獣医さんを困らせる飼い主の4つ行動(2ページ目)

動物病院に行くとき、多くの飼い主さんはペットのことで頭がいっぱいになってしまい、冷静さを欠いてしまうことがあります。そして、獣医さんを困らせてしまうことがあるようです。

執筆者:村田 亜衣

同じ失敗を繰り返す

獣医さんに言われたことを覚えていない場合にもあることですが、説明を聞いていても深刻に受け止めず、同じ失敗を繰り返してしまう飼い主さんがいます。

病気や怪我で動物病院に行った際に、原因を指摘され、その原因を排除するためにペットの食事内容や活動場所(ケージや部屋)の改善を言われたとします。獣医さんに言われたことを守り、原因を排除すればペットは同じ病気や怪我になる可能性は低くなるでしょう。

けれども、獣医さんに言われたことを守らず(覚えていないのではなく、覚えているのに守らない)、同じ病気や怪我でペットを苦しめてしまう飼い主さんがいます。おやつを与えないようにと言われたのにペットがねだるからとあげてしまったり、温度管理をするように言われたのに電気代がかかるからと温度管理をしなかったりする場合などです。

獣医さんは、ペットの健康を維持できるようにするために、飼い方について指導することがあります。これは、病気や怪我を予防するための指導であり、あなたの飼い方を否定しているわけではありません。より安全に、より健康で飼うためにどうすればいいかを指導しているんです。

指導した際にはうなづいて聞いていた飼い主さんが、同じ病気でペットを連れて来たとき、獣医さんは悲しんでいると思います。そして、どうして同じことを繰り返してペットを苦しめるのかと悲しみながら、再び指導するのでしょう。

-> 様子を見すぎてペットの具合を悪くさせてませんか?
  • 前のページへ
  • 1
  • 2
  • 3
  • 4
  • 次のページへ

あわせて読みたい

あなたにオススメ

    表示について

    カテゴリー一覧

    All Aboutサービス・メディア

    All About公式SNS
    日々の生活や仕事を楽しむための情報を毎日お届けします。
    公式SNS一覧
    © All About, Inc. All rights reserved. 掲載の記事・写真・イラストなど、すべてのコンテンツの無断複写・転載・公衆送信等を禁じます