小動物/鳥類の飼い方

ペットの行動の意味を探ろう!

飼い主向けに行われる、鳥のシンポジウムを紹介させていただきます。こういう機会はお金と時間の都合がつく限り利用して、多くの方に鳥とのよりよい関係を築いて欲しいと思います。

執筆者:村田 亜衣

ペットの行動の意味を探ろう!

「問題行動」と聞くと、犬を思い浮かべる方が多いと思うのですが、実は、鳥(特にインコ・オウム類)は犬と同じように問題行動をとることがあります。鳥だけでなく、小さなペットの多くが問題行動と呼ばれる行動をすることがあるんです。

まず最初にわかって欲しいのは、ペットの行動に無意味な行動はまずない、と言うことです。好ましい行動も好ましくない行動も、どちらの場合でも行動には意味があり、その行動をさせてしまう理由は飼い方にあったり、飼い主であるあなただったりするのです。

講演では、きっと鳥類の行動の意味についてお話があると思うのですが、ここでは、私が見たあまり嬉しくない行動の例を2つ紹介したいと思います。

嬉しくないけど身近にあった悲しい例 - 男性嫌いのコンゴウインコ

アオコンゴウインコ
何があろうと、暴力でしつけと称することをしてはいけません。鳥はとても頭のいい生き物で、一度でも暴力をふるわれたらその相手を忘れることはないといいます。良好な関係を築くためにも暴力は絶対いけません(写真のアオコンゴウインコは記事に書いている子とは違う子です)。
知り合いのペットショップに、見目麗しいアオコンゴウインコさんがいます。とても綺麗でかっこいいのですが、男性が近づくと威嚇し、触ろうとしようものなら攻撃してしまうのです。

でも、女性には威嚇はしません。男性も、女性といっしょだと威嚇されることは少ないらしいです。どうしてこのコンゴウインコさんは男性嫌いになってしまったのでしょうか?

その理由は、飼い主さんにありました。この子の飼い主は、この子が好ましくない行動をするたびに、暴力をふるっていたのだそうです。この子の飼い主は男性だとのことで、きっと、暴力をふるわれ続けているうちに、この子は男性恐怖症になったのだと思われます。

鳥さんが何かに対して威嚇したり攻撃したりしているとき、その何かは過去に鳥さんにとって大きなダメージを与えたことがあるのかもしれません。そして、恐怖心から威嚇したり、攻撃したりしているのかもしれません。

飼い主としては、ペットに威嚇などされたくないものですが、ペットにもペットの事情があります。ペットがなぜ威嚇するのか考えてみたら、その原因はあなたなのかもしれません。

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