1998年に男女共学化した中京大中京高校
1923年に中京商業学校として創立。1967年に中京高校と改称し、1995年には系列大学の附属校として「中京大学附属中京(中京大中京)高校」へと改称。1998年には男女共学を開始。「中京」と言えば、体育学部をもつ中京大学が有名で、特にフィギュアスケートの安藤美姫、浅田舞・真央姉妹、小塚崇彦などが在籍していることで注目を浴びています。他にも、ハンマー投げの室伏広治氏ほか、プロ野球選手、プロサッカー選手など、スポーツ選手を多く輩出し、スポーツが盛んな大学というイメージがあります。
附属校の中京大中京高校もたぶんに漏れず、記憶に新しいところでは2009年の夏の全国高校野球選手権大会では優勝するなど、特に野球の強豪校として有名です(甲子園優勝回数7回は最多記録)。
文武両道の中京大中京へ
系列大学の中京大学が1980年代の後半から大学改革に着手。2000年には日本で最初の心理学部を設置するなど拡大路線を続けた結果、東海地区では南山大学、名城大学に次ぐ規模の大学へと成長。共学校となった中京大中京は、近年魅力ある中京大学の附属校として人気を集めています。2010年の合格実績は、系列校の中京大学が229名。国公立大学の合格者数は、名古屋大学3名、愛知県立大学3名、岐阜大学1名、名古屋工業大学3名など34名となっています。
難関大学を目指す「特進コース」を設置
「特進コース」は、国公立大学や難関私立大学への進学を目指したコースとなっています。土曜講座として、英語、数学、国語の主要3科目の実力強化を目標に、土曜日の午前中(3年生は午前と午後)に学習講座を実施。ほかにも平日の授業後に、苦手科目の克服や宿題に取り組むために自主学習の時間を設けているのも特長です。進路選択のサポートも充実しており、進学説明会、大学の先生による講演会、大学見学会、大学の模擬授業などを学期ごとに実施しています。