チンチラがかかりやすい病気
相性が良ければ多頭飼育も楽しめます。 |
ウサギやプレーリードッグといったげっ歯類に多く見られる不正咬合(ふせいこうごう)はチンチラでも見られます。その原因は食事。ペレット状になった食事を主食にすることで、必要なだけ歯をこすり合わすことができず、歯が伸びすぎてしまうのです。予防するには牧草を主食とし、ペレットは副食にすることです。
また、チンチラにおいては不正咬合が遺伝することが毛皮業者の研究により判明しています。もし飼っているチンチラの歯が、伸びすぎて噛み合わせに異常が起きたならば、繁殖は避けましょう。
下痢もチンチラに多く見られる病気のひとつです。この原因もやはり食事。 急にフードを切り替えたり水分の多いものを与え過ぎた場合に下痢をすることが多いです。特にペットショップから連れ帰ってすぐは、環境が変わることによるストレスも受けていますので、十分に注意しましょう。
運動不足やストレスをためないようにしましょう。 |
暑さに弱いチンチラは、梅雨~夏に熱射病を起こすことがあります。近年、毎年温度が上がってきていますので、夏場は温度管理をし過ぎて困ることはありません。24時間エアコンを使うことは金銭的に負担となるかもしれませんが、そうすることでチンチラの健康を守り、寿命を縮めることが避けられますので、お金がかかることは飼う前に覚悟しておきましょう。
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