ペットが欲しいと思っても、衝動買いはしないで下さい。ペットは生き物です。動くぬいぐるみではないのですから、衝動的に飼うことは勧められません。ペットが欲しいと思ったならば、まずは自分がペットを飼える状況にあるのか確認してみましょう。

ペットを飼うには毎日世話をしなければいけません。エサ等にお金はかかりますし、種類によっては定期的に獣医さんにも行かなければいけません。もし時間とお金に余裕がないならば、焦らずに余裕ができてから飼いましょう。今すぐ飼わなければいけない理由を考えるよりも、飼う日を楽しみに貯蓄する方がお互いのためになるはずです。

高温多湿な環境ではチンチラの寿命は短くなってしまいます飼える状況にあることが確認できたならば、次はどの動物が飼えるのか考えてみましょう。残念なことにどんな動物でも飼えるとは限りません。それは、飼いたいと思う動物の特性や習性が自分の与えられる環境や望んでいる接し方と必ず一致するわけではないからです。遊ぶ時間があまり作れないという人にはフェレットやウサギなど飼い主との時間を必要とする動物は向いていないでしょう。冷房設備の無い環境にいる人にはチンチラは向いていないでしょうし、広い飼育スペースを用意できない人にはサルやアライグマといった野生味の強い動物は向いていません。自分に向いていないペットを飼い続けることは、ペットも自分も苦しむことの方が多くなってしまう可能性が高いのでかなり難しいです。ペットとの楽しい時間を過ごし、自分たち家族もペットも幸せになるためには、自分に向いている動物を選ぶべきだと思います。飼いたいと思っている動物が今飼える状況にないとしても、何年後かには飼えるようになるかもしれません。無理を通してペットの寿命を縮めながら飼うのではなく、今飼える動物を飼うようにして下さい。

どのペットを飼うか考えるときには、ペットの寿命も考慮しなければいけません。これから先、飼うペットの寿命年数の間、確実に飼い続けられるか考えてみて下さい。もし今独身であるならば、飼っている間に結婚するかもしれません。結婚しているならば、子供ができるかもしれません。環境が変わっても飼い続けられるかどうか、よく考えてみて下さい。

もし、お子さんが欲しがっているというのがペットを飼いたい最大の理由であるならば、もう一度考えてみて下さい。どんなにお子さんが自分で世話をすると言ったとしても、世話をするのは大人の仕事になります。大人が世話をできるかどうかを考えてから飼うかどうか決めて下さい。また、お子さんのいらっしゃる家庭ではペットの扱い方について大人が教えなければいけない場合もあります。初めてペットを飼う場合や、お子さんの年齢が低い場合です。どう抱けばいいのか、どう遊べばいいのか、そんな簡単なことばかりになると思いますが、子供にとっては大切なことばかりです。子供とペットが仲良くなり、お互いに好きになれるようにするためにも、何度も一緒になって教えてあげて欲しく思います。それにより親子の時間も作れると思いますので、手間はかかってしまうかもしれませんが悪いことではないでしょう。

ペットを飼う前に、飼えるのか、飼い続けられるのかと考えることはあなたにもペットにもいいことです。飼ってから困ることのないように、今のあなたに飼えるペットを時間をかけてじっくり考えるようにして下さい。種類を問わず、ペットというのは素晴らしい家族になります。あなたに合った、あなたとの暮らしを待っているペットを選んであげて下さい。

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※ペットは、種類や体格(体重、サイズ、成長)などにより個体差があります。記事内容は全ての個体へ一様に当てはまるわけではありません。