キンセンラスボラ

キンセンラスボラ

学名 Rasbora borapetensis
 
 

“金線(キンセン)ラスボラ”と呼ばれるように、体側の金色と、並行して走る黒いラインが特徴。状態の上がった個体では、尾びれの付け根が赤く染まり、体側の金色も深みを増す。

それ以外の特徴は特に無く、派手さにはやや欠ける。しかし、キビキビとした泳ぎは見ていて楽しく、控えめながらも緑がかった金色が美しい。華美ではない分、水草との相性は良いと言える。

本種は、ラスボラ類(広義での)の中でも特に丈夫な種類で、水質の許容範囲が広い。小型のテトラ類が上手く飼えなかった方でも、本種なら上手く飼える可能性が高い。それ位、観賞魚の中でも丈夫な種類と言える。

『廉価』『丈夫さ』『協調性』を兼ね備えており、初心者にも安心して薦めることができる熱帯魚だ。

流通量は相当多く、現地採集魚とおぼしき個体が、安価に大量に販売されている。その中に、稀に背びれに赤色が入る個体をみかけることがある。ごく近縁のラスボラ・ルブロドーサリス(Rasbora rubrodorsalis)が本種の名前で販売されることがある。

やや小ぶりな点と、背びれに入る赤以外は、酷似しているため。特に区別されず、販売されることが多いようだ。丹念に探してみると、見つけることができるかも知れない。

 
 
 
全 長 6~7cm
生息地 タイ、マレーシア
水 質 弱酸性~中性
フレーク状、クランブル状の人工飼料から、イトミミズなどの生餌まで、選り好みせず食べる。
難易度 ☆☆☆☆
価 格 100~200円
繁 殖

体色が派手で、やや小ぶりな方が雄。逆に、やや大きく、丸みを帯びた方が雌になる。十分に成熟した個体を、ウィローモスなどを敷き詰めた産卵用の水槽に移すと、ばら撒くように産卵する。

産卵も稚魚の育成も比較的容易だが、かといって初心者でも簡単かと言えば違う。



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※ペットは、種類や体格(体重、サイズ、成長)などにより個体差があります。記事内容は全ての個体へ一様に当てはまるわけではありません。