数組の飼い主さんに教えて頂いた『わが家のお気に入り犬連れお出かけコース』。もしかしたら、意外な穴場があるかも?
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・南房総編:南総里見八犬伝の舞台を巡る旅
・高速道路編:高速のSAにも楽しみどころあり!
・岐阜編:ノスタルジックな町を愛犬と散策
・福島編:桧原湖でアウトドアを楽しむ!
・北海道編:車中泊で行く北の大地横断の旅
南房総編:南総里見八犬伝の舞台を巡る旅
伏姫と八房が籠もったとされる“伏姫籠穴”。思いのほか小さな穴でビックリ。 |
ムサンゴおかんさん
珊瑚(ミニチュア・シュナウザー、6歳、♀)
まずは、館山道も全線開通し、アクアラインを使えば東京からグッと近くなった南房総から。
「昨今、健康意識高まる年代である中高年の間で人気なのが、自然を満喫しながら楽しむハイキングやウォーキング。子育てを終了したわが家も、休みの度に犬連れであちこち出かけます。そんなわが家のお薦めなのは、千葉県南部の南房総市富山町です」(ムサンゴおかんさん)
滝沢馬琴によって著された壮大な物語『南総里見八犬伝』は時代を経ても多くの人の心をとらえていますが、その物語の発端となる舞台が、ここ富山町。主要な登場人物である伏姫は里見家の出。その里見氏は実在したとされる戦国大名でした。
見所は“伏姫篭穴”をはじめとした物語の足跡
森林浴、竹林浴でパパも珊瑚ちゃんもリフレッシュ! |
ご夫妻は、珊瑚ちゃんと一緒に、『水と緑:伏姫ロマンの里』コース(7.5km)に挑戦! 『南総里見八犬伝』の舞台となった富山周辺を巡るショートコースということで、この物語のファンや歴史好きの方々にも楽しいことでしょう。
「土日、祝日は結構観光客が多くなりますので、犬連れで気を使う場合は、人があまりいない平日のお出かけがいいと思います。見所は“伏姫篭穴”で、この穴で伏姫と八房が篭ったと言われています。それから、八房が眠るという犬塚などもありますよ」(ムサンゴおかんさん)
意外にキツいウォーキングコース、運動不足の解消に
富山の山頂にある展望台からは絶景を望むことができる。 |
八犬士が活躍したという土地柄、その鋭気が珊瑚ちゃんにも乗り移ったということでしょうか?(笑)
さて、次のページでは、ちょっと高速道路に乗ってみましょうか。