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『プレイズタッチ』のルーティン その2(3ページ目)

第1回目の「プレイズタッチ」の記事では、“大好き!”のルーティンをご紹介しましたが、今回は“おはよう”のルーティンです。気分も体もリフレッシュ!朝の挨拶をするように、一日の始まりにお勧めのタッチです。

大塚 良重

大塚 良重

犬 ガイド

犬専門ライター歴25年以上。1頭の犬との出会いが人生を変える。愛犬への感謝を胸に、ライターへと転身した後、犬専門月刊誌や新聞での連載や、取材記事、書籍、一般雑誌、web等で執筆。特に犬の介護、シニア犬、ペットロスはライフワークテーマで、「犬と人との関係」に最もアンテナが動く。信条は、“犬こそソウルメイト”。

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交差ストローク(2往復ずつ)

右前肢先端から背中へ
手の平全体を使い、右前肢の先端から背中へかけて、被毛の層に逆らうように手を滑らせていく。手はなるべく体から離れないように。足の先端からタッチするということは、身体意識を向上させることにつながる。

背中から反対側の後肢へ
背中まできたら手を返して、指先が地面の方に向くようにし、左後肢へ向かって手を滑らせる。対角線にタッチするということは、体のバランスを整える効果があり。

指先は地面へ向くように
左後肢の先端までタッチ。例えば、右肩にトラブルがある時には、その負担が左後肢にかかりやすくなる。右前肢から左後肢、また左前肢から右後肢とのラインをタッチすることで、前半身と後半身とのつながりをきっちりと意識させることができる。

左後肢から背中へ
今度は、左後肢から背中に向かって手を滑らせ、右前肢へと戻っていく。被毛の層に沿ったり、逆らったりという動きは、体液の循環を促す効果もある。

手を返して、右前肢先端に戻る
手を返して、右前肢先端まで。これを2往復行い、左前肢から右後肢にかけても同じようにストロークする。この交差ストロークは、体が温まるので冬の寒い時などにも有効的。また、体のバランスを整える効果が高いので、シニア犬には特にお勧めのタッチだそうだ。

次のページでは、「レインドロップ」を。
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