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『プレイズタッチ』のルーティン その2(2ページ目)

第1回目の「プレイズタッチ」の記事では、“大好き!”のルーティンをご紹介しましたが、今回は“おはよう”のルーティンです。気分も体もリフレッシュ!朝の挨拶をするように、一日の始まりにお勧めのタッチです。

大塚 良重

執筆者:大塚 良重

犬ガイド

ストローク

ストロークをする時の手の形
プレイズタッチ』第1回目の記事でご紹介した“大好き!”のルーティンにある「全身のストローク」と、この“おはよう!”の「ストローク」とは、手の形がちょっと違うことに注目。手に少し膨らみをもたせ、指を適度に開いた感じに。

頭部から腰へ向かって
指先で軽く被毛を梳くような感じで、頭部から尻尾の先へ向かって手を滑らせていく。

腰から尻尾の先へ
腰から尻尾の先へ向かって滑らかに。このストロークは、これからタッチを始めるよという合図にもなるもの。“おはよう”という気持ちも込めて。

尻尾の先端まで
尻尾の先端まで意識をもって、スッと手を滑らせていく。

肩から前肢の先へ
次に、肩から前肢の先に向けて、同じようにストローク。足先に触られることを嫌がる子の場合は、手の甲で撫でてもOK。

指先は地面につけるようなつもりで
この写真では、モデル犬であるCha-Chaちゃんは伏せているが、犬が立った姿勢の時には特に、指先を地面につけるようなつもりで。

前肢の先端まで意識をもって
肢の先端まで、意識をもってスッと手を滑らせる。片側が終わったら、反対側も同じようにストローク。

肩から腰、そして後肢の先へ
前肢が終わったら、今度は肩から腰、そして後肢の先端へ手を滑らせていく。

後肢の先端まで
後肢も同じように、先端まで意識をもって。片側が終わったら、反対側にも同様のストロークを。

最後もう一度、頭部から尻尾の先へ
最後にもう一度、頭部から尻尾の先まで。このストロークは、毎日犬の体に触れることで些細な変化にも気づけるようになり、パルペーション(触診)の代わりにもなるとても意味のあるもの。


次は、「交差ストローク」へ。
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