/犬の選び方・出会い方

愛犬の写真を上手に撮る方法[Part2](3ページ目)

前回、『愛犬の写真、もっと上手に撮りたい!』と題してお送りした「戸外・デジタルコンパクトカメラ編」。今回はその続き、「室内・デジタルコンパクトカメラ編」、室内での犬の撮影についてお勉強しましょう。

大塚 良重

執筆者:大塚 良重

犬ガイド


部屋の中の雰囲気を作る

ポイントを決めたら、とにかく撮ってみる
Tさん:
「部屋の中って結構限られていますし、アングルで悩むことがあるんですが、何かいい方法はありますか?」

平山さん:
「例えば、壁際で撮ったとします。壁に対して真っ直ぐに撮るのはつまらないので斜めに撮る。でも、なにか物足らない」

部屋にある小物を利用
平山さん:
「じゃぁ、後ろにボールでも置いてみようか、と周りにある物で雰囲気を作っていきます」






小物とアングルを変えてみる
平山さん:
「次に植木があったので、後ろに置いてみました。植木が入るように下からのアングルを狙います」






カメラを斜めにして、ちょっと味付け
平山さん:
「今度はカメラをちょっと傾けて。同じ絵でもほんの少しスパイスを加えることでまた別の雰囲気になります」





平山さん:
「この他、部屋の中が乱雑であった場合には、逆光にして露出補正をかけ、バックを飛ばすといったような手法もありますし、見せたいものを中心に、アングルと背景を工夫しながら撮っていくと意外な写真が撮れたりして楽しいものですよ」

Tさん:
「なんだか夢中になっちゃいそうですね(笑)」

余分なものは削る

何を撮りたいのか主題がはっきりしない
平山さん:
「これは、犬が主体でありながら部屋の写真も撮りたいといった場合。この写真のままでは何が主体なのかよくわかりません」



主題もはっきりし、ぐっと雰囲気も出た
平山さん:
「そこで、トトちゃんの位置をずっと手前に持ってきて、余分なものを削り、トトちゃんをメインに撮影。これで写真がグッと生きてきますよ」


Tさん:
「全然雰囲気が違いますねぇ。これからトトの周りにあるものにも気を配るようにしてみます」

最後に、夜の室内撮影と、レフ板について。
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