今の時代を生きる犬達の姿を作りたい
犬と一緒に暮らしているからこその愛情と観察眼、そして伝さんならではのエッセンスから生まれる作品の数々はとってもキュート! |
「一人のドッグオーナーとしての視点で、同じ空気を吸い、今の時代を生きている犬達を作りたい」、と伝さん。 |
「そうそう、うちの子もこんな感じ!」「わかる、わかる、犬ってこうだよねぇ」と言いたくなるほどに、飼い主の心をくすぐってくれます。それを伝さんは、“共有感覚”とおっしゃいますが、そうした味を出せるのも、やはり伝さんご自身が愛犬家でいらっしゃるからこそでしょう。
平面イラストレーターから立体イラストレーターへ
ツレションならぬ、ツレウンチ?(笑) 犬好きにはたまらないこのシチュエーション! |
こうして当初は平面のイラストレーターとして活躍していた伝さんですが、やがて立体イラストレーターとしての時代が訪れることになります。きっかけは漫画家さんでいらっしゃる奥様さべあのまさんが、自分で遊ぶために買ってきたという粘土でした。それを使ってお友達らの姿を作ったところ、大変好評だったとか。以後、伝さんは人物をモチーフとした立体作品を作る日が続きます。
次ページでは、愛犬との出会いのお話を。