/犬のご飯・ドッグフード・おやつ

毎日何を食べさせる? フードの選び方(2ページ目)

あなたは手づくり派? ドッグフード派? 5組の飼い主さんに愛犬の食事についてお尋ねしながら、フードを選ぶ際のポイントについて、ご紹介します。

大塚 良重

執筆者:大塚 良重

犬ガイド

手間がかかる分、愛情たっぷりの手作り食

手作りフード
自分の目で確かめた原材料を使えるのが、手作りフードのよい点。
手作り食のメリットは食材を自分の目で確かめられること。新鮮で愛犬に合ったものを作れます。けれど、栄養バランスには少々苦労することも。

手作り派の強い味方となるのが、犬の食に関する本や栄養成分のデータベースが記載されたサイトなど。政府機関が公表しているものや、簡単にカロリーが計算できるサイトなどがあるので、活用してみましょう。

ペットの栄養・食に特化したペット栄養管理士という資格もあります。資格を持つスタッフがいるショップなどで食事について相談してみるのもいいかもしれません。

手作り食の場合、サプリメントなどを追加するケースも多いようですが、ビタミンやミネラルにはそれぞれ過剰症・欠乏症というものがあります。特にビタミンA・D・E・Kなどの脂溶性ビタミンでは、免疫力低下や歯の異常、臓器軟部組織の石灰化などの過剰症が生じやすいのでご注意ください。

犬が1日あたりに必要とする平均的なカロリー量って?

もちろん、その子の状況などによって適宜調整をする必要がありますが、平均的なカロリー量の参考となる、犬の1日あたりの平均的な必要カロリー量計算式をご紹介します。

■ 生後4ヶ月齢まで
・3×(30×体重kg+70)Kcal

■ 生後4ヶ月齢~成犬
・2×(30×体重kg+70)Kcal

■ 成犬(健康)
避妊・去勢手術をしていない場合
・1.8×(30×体重kg+70)Kcal
避妊・去勢手術をしている場合
・1.6×(30×体重kg+70)Kcal

■ 高齢犬など運動量の少ない犬(健康)
避妊・去勢手術をしていない場合
・1.4×(30×体重kg+70)Kcal
避妊・去勢手術をしている場合
・1.2×(30×体重kg+70)Kcal

■ ダイエット中の犬
・1.0×(30×体重kg+70)Kcal

次ページで、5組の飼い主さんに食事についてお聞きしました。
  • 前のページへ
  • 1
  • 2
  • 3
  • 4
  • 次のページへ

あわせて読みたい

あなたにオススメ

    表示について

    カテゴリー一覧

    All Aboutサービス・メディア

    All About公式SNS
    日々の生活や仕事を楽しむための情報を毎日お届けします。
    公式SNS一覧
    © All About, Inc. All rights reserved. 掲載の記事・写真・イラストなど、すべてのコンテンツの無断複写・転載・公衆送信等を禁じます