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大きな犬舎をめざして設計された5柴ハウス

筒井紀博さんが大きな犬舎をつくるつもりで設計したという「5柴ハウス」を見せていただきました。親子3代の柴犬家族と一緒に生活する尾崎さんは、ブログで手作り食のレシピなども公開している大の柴犬マニアです。

執筆者:坂本 光里

柴犬だけが通り抜けることのできる道を持つ犬天国!

筒井紀博さん(筒井紀博空間工房)が大きな犬舎をつくるつもりで設計したという犬と暮らす家「5柴ハウス」を見せていただきました。
親子3代の柴犬家族と一緒に生活する建て主の尾崎さんは、HPで手作り食のレシピなども公開している大の柴犬マニア。その思いは、この家にみごとに生かされていました。

善福寺公園から歩いてすぐの閑静な住宅地にある5柴ハウス

「5柴ハウス」があるのは、杉並区でも住環境最高といわれる善福寺公園にほど近い場所。ちょっと奥まった旗竿地ではありますが、尾崎さんが一目で気に入ったというだけあって、犬と暮らすには絶好の環境です。善福寺公園へはダッシュで2分の距離! ここなら柴犬たちを連れて散歩に出かけるにも、なんのストレスもありませんよね。

最初に目に入ってくるのは、外壁の外側にあるガレージですが、この上は柴犬たちの恰好の遊び場になっています。木の縦ルーバーで仕切られた空間ではありますが、ここは犬たちが外と接することのできる場所のひとつということです。

ゲートの横から庭の緑を望む、5柴たちが出迎えてくれる

門を入ると、そこからは文字通り犬犬天国! 低い壁で仕切られた向こうに芝生の庭とテラス、そしてその壁の内側にガレージの屋上に上がれる階段と足洗い場のあるアプローチがあり、エントランスがあります。

ガレージ上の屋上テラスへの階段
5柴だけの専用通路

おもしろいのは、このアプローチの終点に母家とガレージとの小さな隙間があるのですが、ここは大人にはちょっと通れないような狭い空間。これは、もちろん柴犬専用の通用路ですね。犬だけが自由にアプローチと裏庭とを行き来することができるわけです。
「この家は、柴犬だけがぐるりと周回できるドッグラン状態になっていて、散歩をしなくても犬たちが十分な運動をできるよう設計しました。まあ言ってみれば、家全体が犬の遊び場であると考えていただいていいと思います」(筒井さん)
なんて大胆な発想!柴犬マニアを自称する尾崎さんのオーダーならではの家ということですね。

バスルームに面した緑の裏庭
バスルームへの専用口もある

続いて室内をご案内しましょう

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